内容説明
専門職の資質と養成のあり方を提案。基礎教育での在宅医療の位置づけ、卒後の専門教育の方向性、多職種連携のための教育―日本で初めて在宅医療に関わる専門職の人材養成の方向性を示したシリーズ第6巻。
目次
第1部 在宅医療と医師・看護師の教育・養成(在宅医療に関わる多様な職種と求められる人材;チームアプローチを基盤とした在宅医療の人材養成;在宅医療と大学医学教育・臨床研修の現状と課題;在宅医療と看護教育の現状と課題;在宅医の卒後教育・研修プログラムの実践;在宅医療とプライマリ・ケア;在宅医療と地域医療・家庭医;在宅医療と総合診療医;急性期病院における総合医の養成;訪問看護認定看護師の養成研修;在宅医療と高度専門看護師の育成;看護の機能と権限―諸外国との比較を踏まえ)
第2部 在宅医療を支える諸職種の役割と養成(在宅医療とケアマネジャーの現状と課題;在宅医療とソーシャルワークの現状と課題;退院支援と在宅医療における医療ソーシャルワーカーの役割―実践事例の分析から;在宅医療と理学療法士・作業療法士・言語聴覚士;在宅医療と歯科医師;在宅医療と薬剤師;在宅医療と管理栄養士;在宅医療と介護福祉士)
著者等紹介
佐藤智[サトウアキラ]
ライフケアシステム代表理事。1948年、東京大学医学部卒業。東京白十字病院院長、南インド・クリスチャン・フェローシップ病院勤務を経て現職。日本在宅医学会顧問
開原成允[カイハラシゲコト]
国際医療福祉大学大学院長。1961年、東京大学医学部卒業。東京大学医学部教授、国立大蔵病院長を経て現職。American College of Medical Informatics(米国)Fellow
井部俊子[イベトシコ]
聖路加看護大学学長。1969年、聖路加看護大学卒業後、聖路加国際病院に勤務。82年、聖路加看護大学大学院修士課程修了、2001年に博士号(看護学)取得。この間、日本赤十字看護大学講師、聖路加国際病院看護部長・副院長、聖路加看護大学教授(看護管理学)を経て現職。日本看護協会副会長等多数の役職を歴任
佐藤美穂子[サトウミホコ]
日本訪問看護振興財団常務理事。1972年、高知女子大学看護学部卒業。東京白十字病院、高津保健所、日本看護協会、厚生労働省訪問看護専門官を経て現職。日本ケアマネジメント学会理事
平原佐斗司[ヒラハラサトシ]
東京ふれあい医療生協・梶原診療所在宅サポートセンター長。1987年、島根医科大学卒業。92年から在宅医療に従事し、日本在宅医学会幹事(専門医制度委員会副委員長)、日本プライマリ・ケア学会評議員、ミシガンネット理事などを務める。東京医科歯科大学臨床教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。