内容説明
古今東西の名文を暗唱して、記憶力・表現力・思考力・語学力を飛躍的に高める！「脳力」開発は日本の伝統的な「素読」に学べ。
目次
第１章 脳を活性化し記憶力を高める暗唱術
第２章 『般若心経』と『作戦要務令』を暗唱する
第３章 文語体を暗唱する
第４章 土井晩翠・島崎藤村を暗唱する
第５章 漢詩・漢文を暗唱する
第６章 英文を暗唱する
第７章 福沢諭吉・夏目漱石・森鴎外を暗唱する
第８章 有名作家を暗唱する
第９章 暗唱による能力開発と教育のイノベーション
著者等紹介
北岡俊明［キタオカトシアキ］
昭和１８年徳島市生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。シンクタンク主任研究員を経て独立。評論家。日本ディベート研究協会・日本戦略研究協会会長。「シンクタンク戦略大学」を主宰。専門は（１）ディベート学、（２）戦略学、（３）言語からみた人間の思考力・表現力の研究はライフワークの１つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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きゅうか
1
脳に大事なのは音読というのを思い出させてくれる本2014/08/20
田山河雄
1
正論七月号の「韓国のベトナム大虐殺を告発する」の、二人の共著者の内の北岡俊明氏の書かれたものの一冊。正論に書かれた記事が、印象に残ったことから、買い求めてみた。 「暗唱術」という本書籍は、題名の示す通り、「ベトナムの虐殺の話」とは全く関係のないノウハウ本であるが、情熱的でエネルギーに溢れるものであった。「素読」の持つ可能性や、父祖の持っていた凛とした心意気等を、淀みなく力説されており、気力充実となる優れた一冊だ。それはそれとして、「韓国のベト…」を米国にて翻訳出版される由、それも活躍を期待したい。 2014/06/19
花
1
著者が暗唱している文章が、いかにも昔の経営者が好みそうな文章だなーと思いました（戦艦大和の最期とか）。朗読や素読と違ってサボっているとばれる、必ず進歩が見えるのがいい、言葉が体に染み込んで会話やスピーチも上達するなど、やってみようかなという気にさせる本です。安達忠夫『感性をきたえる素読のすすめ』は「じゃあ何からはじめればいいの？」という感じで終わりましたが、この本は「そうか、素材はなんでも（ほんとに趣味に走って）いいんだな」ということで、実践例としてとても参考になりました。2011/06/14
