内容説明
本書は、地域福祉新時代に対応する新しい地域変革、地域創造のための援助方法、技術としてのコミュニティワークの実践・展開の重要性を、わが国における地域福祉政策・実践の動向に即して再確認しうるように修正・加筆した。内容構成の面では、各章の扉に学習のねらいを示した。巻末に地域福祉・コミュニティワーク関連年表を掲載した。文献目録には1997年以降に出版された地域福祉・コミュニティワーク関連の主な文献を追加して掲載した。
目次
序章 地域福祉の新展開
第1章 コミュニティワークの概念と性格
第2章 コミュニティワークの歴史的展開
第3章 コミュニティワークの展開過程
第4章 コミュニティワークの援助技術
第5章 コミュニティワークの展開領域
第6章 保健医療福祉を担うマンパワーとコミュニティワーク
第7章 コミュニティワークの実践事例
著者等紹介
松永俊文[マツナガトシフミ]
1933年長崎県生まれ。1956年西南学院大学商学部卒業後、福岡女学院高校・中学校教諭。1960年福岡県社会福祉協議会・福岡県共同募金会勤務。各要職を歴任し、1984年から両会事務局長。1993年福岡県立大学助教授、教授を経て、2000年福岡女学院大学教授、現在に至る
野上文夫[ノガミフミオ]
1934年島根県生まれ。1957年神戸市外国語大学卒業。1958年兵庫県社会福祉協議会勤務。1964年同会地域課長、その後、施設部長、調査広報部長、社会福祉部長、社会福祉情報センター所長、企画情報センター所長など歴任。1991年川崎医療福祉大学助教授、教授を経て、1996年神戸市看護大学教授。2000年平安女学院大学教授、現在に至る
渡辺武男[ワタナベタケオ]
1942年京都市生まれ。1967年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻修士課程修了。1968年京都府社会福祉協議会勤務。1973年淑徳大学社会福祉学部専任講師。1977年同志社大学文学部専任講師、助教授を経て、1986年同志社大学教授、現在に至る
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