内容説明
本書の前半は、著者が三〇年ほど実践してきたことをまとめたもの。特に、この数年の兵庫県三木市の小山明子副園長のの市立自由が丘幼稚園と市立別所幼稚園の実践を中心に執筆。後半は、著者が大学院修士課程で担当している身体表現論の講義内容の一部である。
目次
第１章 プロの教師になろう（桃太郎と金太郎の会話―教師が指図・命令・禁止・許可をしたのでは園児は育たない；桃太郎と金太郎の新任敏子さんへの忠告；教師が高慢さを捨てるのは簡単でない―桃太郎は泣いている早紀ちゃんに和顔愛語をかけて怒られた；昔あった地域の異年齢の役割遊びを園で実践する―園児の思考力や判断力が低くて決まりが守れないだけでなく、筋力が低下し、人間関係の悪化が目にあまる；敏ちゃんは偶然に四・四の快の保育の実践効果がわかった ほか）
第２章 子どもの身体表現学（園児の体の表現；子どもの体のゆがみの表現；体のゆがみの矯正法；昔の人の知恵に学ぶ）
著者等紹介
原田碩三［ハラダセキソウ］
広島大学卒業。兵庫教育大学幼児健康学研究室教授、学部は小児保健、大学院修士課程は身体表現論、健康論、博士課程では生活環境論を担当。日本教育医学会副会長、日本体育学会評議員、体研究会会長、子ども研究協会会長
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