目次
第1部 多国籍企業の成長(多国籍企業概念の検討;現代の産業的多国籍企業の技術的・組織的基盤―競争優位の動学;アメリカ合衆国におけるヨーロッパ系多国籍企業 1875‐1914年;フィリパール・グループ―西ヨーロッパの鉄道業、銀行業における多国籍企業の経験 1865‐80年;多国籍企業としてのロッチルド家〈パリ〉 1875‐1914年;多国籍企業シュネーデル・グループの投資と利潤 1894‐1943年;世界砂糖経済における多国籍企業の戦略―テート・アンド・ライル社の場合 1870‐1980年;英国自動車産業にたいするアメリカ系多国籍企業の諸影響 1911‐83年;国際カルテルと多国籍企業;金融戦略と海外市場への適応―ドイツ電機産業とその多国籍的活動 1890年代から1939年まで;ドイツの国際市場戦略における典型的1要因―1939年までの合衆国=ドイツ電機産業間協定について;海外投資による市場支配への参加―アメリカ合衆国におけるIGファーベン社 1920‐38年;ダニューブ川流域における多国籍銀行―ハプスブルグ王国崩壊後のウィーンの銀行の経営戦略;銀行とスウェーデンの初期の多国籍企業;1920年から70年までの中東におけるイギリス系海外銀行―中年期における多国籍銀行の研究;イギリスおよびアメリカの銀行の多国籍化)
第2部 政府と多国籍企業(階層的分業とイギリス多国籍製造企業の成長 1870‐1939年;1920年代における外資系石油企業、石油労働者そしてメキシコ革命政府;ポーランドにおける対外政策と国際事業活動 1918‐39年;外国企業と国家的統制―19世紀末以降におけるフィンランドのケース;占領下ヨーロッパにおけるドイツの多国籍企業とナチス国家;植民地時代のジンバブウェにおけるアグリビジネス―ロウヴェルトの事例;多国籍企業と性別分業―歴史的視点;超国籍企業と新国際経済秩序樹立のための闘争;多国籍企業の全体像)
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