内容説明
原文校訂(本文批判)による口語訳を実現。各聖書に解説つき。奇数ページごとに注つき。本文小見出しつき。地図、イラストを多数掲載。音読しやすい本文総ルビ(平仮名)。読みたい個所が見つけやすい聖書インデックスつき。
目次
旧約聖書(創世記;出エジプト記;レビ記;民数記;申命記 ほか)
新約聖書(マタイによる福音書;マルコによる福音書;ルカによる福音書;ヨハネによる福音書;使徒言行録 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
37
フランシスコ会訳の聖書。A5判サイズのコンパクト(とはいえ10センチ近い厚みがあるので、コンパクトとは言えないけど)版。カトリックの伝統的な(つまりはLXXと同じ配列)旧約の配列になっているので、新共同訳の続編付きと違いそれぞれ旧約の中に並んでいる(そして配列も違う)。全ての書の前に解説、それぞれのページにも注釈がついているので、カトリック的解釈は何なのか?を知るには最適かと。教派による意見の相違があるために解説や注釈をつけにくいプロテスタントの聖書(聖書協会の口語訳や(新共同訳も)、福音派の新改訳)※続2017/07/16
紫羊
15
やっと読めた。旧約続編がおまけみたいに最後にまとめられている共同訳と違って、あるべきところにあるのが良い。次もカトリックの聖書を読んでみることにする。2024/04/28
Francis
15
一昨年ぐらいに読み終えたので登録しておきます。新共同訳とも違うカトリック教会で用いられる聖書です。もっとも普段のミサは新共同訳を用いるので、こちらは主に学習用に使われるようです。旧約聖書の排列が異なるのだが所謂70人訳ではこの排列。やはり聖書は何度も読んで味わわないと駄目で、今もう一度読み直し始めているところ。と言っても中々進んでいませんが。2020/06/14
加納恭史
14
旧約聖書の手軽なものがないので、当面この本で列王記(上・下)を読む。エリヤとエリシャを読む。炎の馬車で昇天したエリヤはどんな預言者だったか。新約聖書にもイエスがゲッセマネの荒野で「エリ、エリ・・」と祈ったのはこのエリヤである。急にヨブ記から旧約聖書に興味が湧き、まずエリアに魅せられたわけ。ずっと以前に読んだがかなり忘れている。列王記(上)17章の預言者物語が始まる。最初はエリヤ、早魃を預言する。エリヤは王のアハブに言った、「生けるイスラエルの神、主に誓って言う。わたしが告げるまで、数年間雨は降らない」。2025/01/12
ガリポリ
3
聖書通読達成した(約三年かかった2019/06/16