著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年旧満州に生まれる。日本女子大学児童学科(通信)卒業後、『びわの実学校』に「くましんし」を投稿、同人となる。「車のいろは空のいろ」(ポプラ社)で日本児童文学者協会新人賞、「ちいちゃんのかげおくり」(あかね書房)で小学館文学賞、「おっこちゃんとタンタンうさぎ」(福音館書店)で野間児童文芸賞、「だあれもいない?」(講談社)でひろすけ童話賞を受賞。幼年児童文学の第一人者として活躍している
渡辺三郎[ワタナベサブロウ]
1913年福島県に生まれる。1957年、「くもさん」(チャイルドブック掲載)で第6回小学館絵画賞を受賞
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
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読書会【テーマ 北海道子どもの本の集い事前学習会 あまんきみこ】2014/07/15
Pechi Minato
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絵本オプチャで「春」と紹介されてて。こちら、渡辺三郎画伯。ペンと水彩だろうか、美しくてやさしくて−事は起こるのだけど−しずかなおはなしに淡くてやさしい絵がやさしく力を与えてる。色味と薄さのせいなのだろか、やっぱりさみしさ、茫洋とした怖さが感じられてならない。小さな子どもはどう感じるかな。私はこんな絵本が好きだったかも。新版で黒井健画伯の絵であるので見比べたい。でもきっとこっちが好き。きっと敢えての淡さと薄さ。2025/03/25