内容説明
「放課後博物館」では、展示室だけではなく、集会室や研究室あるいは収蔵室にも毎日のように市民が出入りしています。放課後とは学校の放課後だけを意味するわけではありません。勤めを持っている人のアフターファイブであり、定年を迎えた方々の人生の放課後でもあります。展示室を見学するだけではなく、余暇を使って、その活動にどんどん参加していく、そんな付き合いのできる館が放課後博物館です。本書では平塚市博物館の活動を中心に、放課後博物館の考え方、自分の放課後博物館の探し方などを紹介しています。
目次
1 博物館を作る―準備室の日々(学芸員を志して;学芸員になった日 ほか)
2 動き出した博物館(博物館オープン;地域の自然を調べる―博物館の調査活動 ほか)
3 放課後博物館とその活動(浮かび上がった新しい博物館像;各地の放課後博物館)
4 あなたの放課後博物館を見つけるには(自分の博物館を探す;博物館を訪ねたら ほか)