新潮文庫<br> 審議官―隠蔽捜査〈9.5〉

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新潮文庫
審議官―隠蔽捜査〈9.5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101321660
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

板橋捜査一課長のキャリア観を変えたのは、共に誘拐捜査にあたった大森署時代の竜崎だった。そんな竜崎も警察庁の長瀬審議官の前では一介の中間管理職にすぎない。竜崎の家族である、冴子、美紀、邦彦。署長転出直後の部下たち。神奈川県警のトップ、佐藤本部長。さまざまな人々の目から見た竜崎伸也の素顔、そしてその凄みとは。『隠蔽捜査』シリーズへの愛が深まる、絶品スピン・オフ短篇集。


【目次】

内容説明

板橋捜査一課長のキャリア観を変えたのは、共に誘拐捜査にあたった大森署時代の竜崎だった。そんな竜崎も警察庁の長瀬審議官の前では一介の中間管理職にすぎない。竜崎の家族である、冴子、美紀、邦彦。署長転出直後の部下たち。神奈川県警のトップ、佐藤本部長。さまざまな人々の目から見た竜崎伸也の素顔、そしてその凄みとは。『隠蔽捜査』シリーズへの愛が深まる、絶品スピン・オフ短篇集。

著者等紹介

今野敏[コンノビン]
1955(昭和30)年北海道生れ。上智大学在学中の’78年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、’08年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。’17年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。’24(令和6)年、日本ミステリー文学大賞を受賞する。さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くたくた

52
実質的には再読。署長が空席となった大森署の一日。奥さんの冴子さんが冴える「内助」、どこか頼りない息子の邦彦、長女美紀の正義感。「仲の悪い」阿久津と平田の両参事官。しかし真骨頂はやっぱり竜崎のおべっか使い!当の竜崎は、必要なことをしただけです、と涼しい顔だけど。おべっかもつかえれば、屁理屈もこねられる。さすが頭がキレる人はひと味違う。この刊は、竜崎のいろんな面が見られてとても好きです。2025/08/29

しゃお

29
〈隠蔽捜査〉シリーズのスピンオフ短編集の第三弾。原理原則の人、竜崎が神奈川県警へ異動になった頃のお話が9つ収められています。竜崎ではなく、その周囲の人による視点で竜崎が描かれるということで、新しい部下、かつての部下、そして家族の視点から竜崎が語られます。中でも大森署の面々が竜崎がいなくなった後をどうするのか考える姿が印象に残りました。2025/09/10

おいしゃん

22
短編集。どれも、こんなに都合良く行くはずが…とか思うところはたくさんあるが、ついつい読み進めてしまうところが、安定の今野作品。女性新署長も気になる。2025/09/10

Y.yamabuki

21
隠蔽捜査9.5短編集。 竜崎が主役の「審議官」が面白かった。いつものようなストレートな物言いに加えて意外に策士。上司の納得のさせ方も上手い。その他妻、息子、娘を各々主人公にした編も良かった。2025/09/16

田中寛一

21
今回も竜崎の発言にスッキリさせてもらった。9つの短編が集められていたが、なかでも「内助」での妻冴子の既視感が冴えていた。捜査本部で「妻の発言がきっかけとなって」という竜崎も、ぶれない。署長から県警に移ってもかつての部下の相談にきちんと乗って、竜崎流の解決策を助言する。竜崎にとって別に助言とも考えず、自分ならこうするということなだろう。1本の筋が通ってる。「審議官」での竜崎の頭の下げ方、依頼で頼る技も持っていたとは。「非違」で女性の藍本所長への部長たちの対応を「女性差別」と明言したのに驚いた。 2025/09/14

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