内容説明
あるところにいっぴきのちっちゃなつるがいて―おっとまちがい、さるがいて、なまえをオズワルドといった。こんなおかしな調子ではじまるオズワルドと仲間たちの物語。主人公のオズワルドは、小さくてもあいきょう者。仲間のさるたちと毎日たのしく暮らしていました。ところがそこへ乱暴でいばりやのボスざるがやってきて…。声に出して読んでこそ面白さを堪能できるユーモアいっぱいのお話です。わらってわらってそして最後は胸に何かが残ります。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
213
エゴン・マチーセン 作。この人は初読だが、デンマークの絵本作家らしい。お話は、独裁者に弱者のみんなが力を合わせて立ち向かい、民主制を達成するというもの。そのきっかけを作ったのが、オズワルドの一言「いやだ!」。よくわからないのが、どのページでも語りの最初に「おっと まちがい」というのがあること。これに何か意味があるだろうか。絵は、背景を持たないが、サルたちはカラフルで、動きはなかなかに精妙。彼らの棲息する木々は、極力抽象化されている。ちょっとマチスを思わせないでもない。2025/11/22
HIRO1970
56
⭐️⭐️⭐️子供と一緒に読みました。2016/03/06
たーちゃん
25
毎ページの始めの部分の言い間違いが何とも言えない感じではありましたが、威張りんぼうのサルを鎮めることが出来たオズワルドは偉かった。嫌なことはハッキリ嫌と言える勇気も必要ですよね。2021/03/21
たまきら
19
おさる好きなので、表紙で借りたオタマ。しょせんさる好きなのでいじめっこのさるもかわいい。保育園もなかよしクラスなので、いばってるのが「いや!」もよくわからない。う~む、興味深い。さいごリンゴの大きさの違いで笑っていました。2015/12/13
mntmt
17
大きな声で"いやだ!"と言えば、何かが変わるかも。2020/08/27




