内容説明
本書は、生殖発生毒性に関する単なる動物試験のやり方の解説書ではなく、先天異常学および発生毒性学についての基本的知識を理解し、動物試験を如何に企画し、施行するか実施上の留意点を示すとともに、究極にはそれら動物試験の成績をどう評価し、リスクアセスメントを行うべきかの案内を務めようとするものである。
目次
1 生殖・発生毒性の歴史と定義
2 正常発生の基礎知識
3 生殖・発生毒性の医学・生物学的基礎
4 生殖・発生毒性試験法指針とその国際調和
5 生殖・発生毒性試験の実際
6 特殊な生殖・発生毒性試験の技術
7 成績の評価とヒトへの外挿
8 報告書、論文のまとめ方
9 生殖・発生毒性情報の調査