内容説明
空気が読めずに浮いてしまう、なぜか会話が噛み合わない、時間を守るのが苦手、規則やルールにこだわる、予定を変更されるのがイヤ、音や光に敏感、周囲も自分も傷つけてしまう等、そんな悩みをお持ちの方に読んでいただきたい一冊です。
目次
はじめに 不器用だけど幸せになりたいあなたへ
プロローグ アスペルガーな毎日―起きてから寝るまで
1 凸凹な毎日で生きづらかった日々―浮いてしまう原因が分からない
2 その診断が私の人生を大きく変えた!―信じられないほどラクになれるんだ
3 宇宙人(アスペルガー)でも生きやすくなる30のルール―人づきあいがうまくいく!毎日楽しい!
4 みんなつながっていく!私はひとりじゃない!―夢は実現できる
エピローグ かつての私に伝えたいこと
おわりに つながるほどに絆は広がっていく
著者等紹介
アズ直子[アズナオコ]
1971年生まれ。東京都立三鷹高等学校卒業。国立東京学芸大学教育学部国際教育課程卒業。在学中1993~1995年に政府派遣により北京へ留学。夜間専門学校で日本語教師を務めながら中国語を修める。帰国後、輸送会社(国際物流)、外資系商社(貿易実務)などを経て有限会社アズ設立。幼少時より、生きづらい人生を送ってきたが、アスペルガー症候群の診断をきっかけに、どうしたら生きやすくなれるのかを徹底研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャボン玉
28
最初の娘さんからの手紙に家族の苦労がみえる。本人はこれだけ自分を客観視できて、自己分析ができるなら大丈夫そうなもんだけど。体がついていかないのだろう。周りのひとたちに助けられて胸はって。すごい。2019/10/25
ごへいもち
27
発達障害でも暮らしやすくなる30のルールがよかった。片付け方というか片付けなくても物探しの時間が少なくて済むやり方。捨てるものを選ぶのはハードルが高い。大事なものを箱に入れれば良いとのこと2014/08/21
ちょこちん
23
★★☆☆☆ 困ったときには耳を揉む!2016/09/06
kamomi
15
作者の悩んでいる様子がよくわかる。結婚してから、病名がわかり安心する件が共感できる。だんなさんもそっけないが「おまえ変だもの」が普通の会話になってるのも凄い。娘さんも受け入れているところが大人だな~。フェイスブックの「いいね」に救われる気持もわかる気がします*図*2012/06/15
チヒロール
14
空気が読めず浮いてしまう、会話が噛み合わない、時間を守るのが苦手、予定を変更されるのがイヤ、周囲も自分も傷つけてしまう。アスペルガーとADHDを併せ持つ著書が家庭を持ちながらも企業し自分らしく歩んでるのが素晴らしい。マインドマップを取り入れたり、朝のスタバで一人会議したり工夫されてる事は私も取り入れたいなぁ。2021/08/01