内容説明
「一乗真実」から「三乗真実」へ。要所で特徴的に用いられる注目すべき語、それらが使われた意義を精査するとき、法華経の形成される経緯が明確になり、その思想的変化を読み取ることができる。
目次
一乗真実説から三乗真実説へ―序説
「方便品」散文部分の前半部分の考察
「方便品」散文部分「仏知見の説法」部分の考察
「方便品」散文部分の結論部分の考察
「譬喩品」散文部分の前半部分の考察
「譬喩品」散文部分の後半部分の考察
「譬喩品」偈の考察
「方便品」偈の考察
「信解品」以後の諸章の考察
著者等紹介
松本史朗[マツモトシロウ]
1950年東京に生れる。1973年駒沢大学仏教学部仏教学科卒業。1981年東京大学大学院博士課程(印度哲学)満期退学。現在、駒沢大学仏教学部教授、博士(仏教学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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