出版社内容情報
覇道十二星天『双子』の片割れである妖精姫ポルクスと合流すべく妖精郷アルフヘイムへと向かうルファスたち。一方、アルフヘイムには魔神王の息子テラが“アバター”の情報をポルクスから聞き出そうと訪れていた。しかし、テラたちの裏切りに気付いた女神はポルクスの身体を乗っ取り、テラたちを消そうとする。その場に遭遇したルファスはテラたちに加勢するが、女神は『七英雄』と呼ばれたかつてのルファスの仲間を召喚し、ルファスへ剣を向けさせる――!
内容説明
伝説の女傑ルファス(♀)として旅を続ける俺(♂)は覇道十二星天『双子』の片割れである妖精姫ポルクスと合流するために妖精郷アルフヘイムへと向かっていた。一方、アルフヘイムにはポルクスを訪ねてきた先客がいた。魔神王の息子テラと魔神族七曜のルーナ、魔神族の本質を知った2人は役割を放棄すべく“アバター”の情報をポルクスから聞き出そうとしていた。しかし、テラたちの裏切りに気付いた創世神アロヴィナスはポルクスの身体を乗っ取り、テラたちを消そうとする。その場に遭遇した俺は、テラたちに加勢することに。女神は英霊の帰還で『七英雄』と呼ばれた勇者たちを復活させる。約200年前にルファスとともに旅をし、そして…ルファスを討ったかつての仲間たち。彼等が再び現世へと戻り、その剣先をルファスへと向ける―!
感想・レビュー
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ちゃか
3
そのころルファスは勇者一行と共に、武の都レーギャルンを訪れて。 ……勇者パーティーどんどん色物感じ強くなっていくの、笑うしかないんだよなぁ……。 勇者君自身は結構まっとうに育ってはいますけど。レーギャルンで特殊なアーティファクト持ちに優位を取られたり、実力的にはまだまだ青い。 勇者君が今から最終決戦に見合う実力をつける余裕はないでしょうけど。悩み続けた彼がこの世界にどんな影響を与えるのか、その結末を見届けたい。2023/06/18
ささきち
3
とうとう感想を書いているのが私だけになってしまった…悲しいな〜。俺TUEEEって行き過ぎるともうファンタジーじゃなくてギャグの領域になるんだなってこれを読んで初めて実感したかもしれない、地面を掘り進んでマントル抜けてそのまま大気圏だか突破して衛星だから星だかを蹴って地上に戻ってきて〜とかこれをギャグと言わずになんと表現すればいいのかわからないよ。これもそれも大体前回のベネト戦が悪い!行き過ぎたインフレに作者の戦闘描写が追いついていないと思います!作者的に十二星天最強のスキル持ちであるポルクス登場だったが2018/03/07