出版社内容情報
お金、健康、そして終の棲家をどうするのか。これからの不安に対処するための、目から鱗の「新常識」を専門家からズラリ集めました!
文藝春秋SPECIAL誌のヒット企画を文庫化!
お金、健康、そして終の棲家をどうするのか。これからの不安に対処するための、目から鱗の「新常識」を専門家からズラリ集めました!
内容説明
健康、老後資金、さらに終の棲家をどうするか。これからの不安に対処するための、目から鱗の「新しい常識」を専門家からズラリ集めました。「物忘れは歳のせい?」「財産が少ないから相続の心配はない」「やっぱりこれから投資?」…答えはすべて×。性と恋愛、名著で読む「老後」まで盛り込んだ、大きな文字の永久保存版。
目次
HEALTH―歳のせいで物忘れがひどいという誤解
MONEY―財産が少ないほど相続でもめる
HEALTH―寝たきりになると長いは迷信
MONEY―投資より現金
対談 晴れ晴れと年をとる
HEALTH―ほとんどのがんは遺伝しない
対談 ひとり暮らし終の棲家を探して
HOUSE―終の棲家選びの落とし穴
HOUSE―誰も言わない老人ホーム入居の心得
HOUSE―在宅で安心して死ねる日がやってくる〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
13
しょうがないよね。すべてをお金で買おうとしている。それは無理だよ。まだ人間的な何かが残っているし、ロボットがそこまでの能力がない。自殺する覚悟を決めておくしかないけど、絶対無理だろうな。むしろ毒殺されたほうが幸せかもしれない。その責任を取る人がいるのが問題だけど。こうしてコロナを流行らせて適度に間引いていくのが適切なのかもしれない。計算しようとたけど、年度とかデータの信頼性が怪しいからやめた。そんなに間引けてないな。年代が一律に死んでいったら、それはそれでキャパオーバーだからいいと思う。ある年代だけ狙って2020/04/05
itokake
7
私は「老い=下り坂」と古い考えのままだった。この本を読んで明るい材料が得られた。「正常な老い」があり、8割の老人は自立、(言語性能力も動作性能力も)能力は比較的死の間際まで保たれる。寝たきりの長患いも割合としては低い。介護士や弁護士など多方面の専門家の論考集。特にインパクトに残ったのが、池谷裕二先生(脳研究者)の「歳のせいで物忘れがひどいという誤解」。直感力は40歳を過ぎてからの方が鋭くなる。脳研究でいう直感とは、無自覚、無意識にできてしまう能力。ひらめきは言語で説明ができるが、直感は説明できないもの。2021/08/04
kazissho
5
老後のことに関して一般には知られていない話を垣間見れると思ったがそうではなく老後の生活を考える時の参考書だった。ちょっと手に取るのが早かった。親の面倒を見る時の参考にはなったが。2014/04/26
讃壽鐵朗
4
目から鱗が落ちるようなところが多かった2021/01/23
白玉あずき
4
とうとうこんな本を読むようになりました。人は足から老いるそうで、これからはできるだけエレベーターではなく階段を利用することにしよう。転倒転落は、老人にとって本当にたいへんなリスクですね。子供たちには、将来一人暮らしが難しくなったら施設に入れてくれと言ってますが、どうやらそんな簡単な話でないみたいで、却って不安が増してきました。まさかの逆効果。できる限り、自宅で自立できるよう頑張るぞ。2013/05/28