出版社内容情報
これまで誰も書き切れなかった天皇制。そして日本人について。
すでに危険領域に入っている日本への警鐘。
憲法に任期ある儀礼的大統領職を置き真の民主主義へ移行。
必ず変わります。官僚の小王国も、頼りないジャーナリズムも。
天皇制廃止 → 皇居売却 → 消費税2年間ゼロ!!
第1部:天皇制と現代日本社会 では、天皇制をキーワードに、「天皇-世間」、「世間-市民意識」、「天皇制-民主主義」、の関係を解き明かし、経済・政治・教育を含みながら、日本が衰退に向かうプロセスを解説しています。
第2部:天皇制後・普通の国へ では、見かけよりも危うい位置にある天皇制とその背後にある日本社会の変化とその状況、官僚の問題点、憲法の問題点、天皇制廃止の可能性、何も変える必要のない天皇制後の制度など、再生へ向けての具体的な提言をしています。
●日本人の心の中に同時に存在する、市民と世間。その日本人の行動を規定する「天皇-世間」の関係を、日本人の潜在意識、深層心理にまで踏み込んで解き明かした初めての本。世間も明確に定義。
●根本的に矛盾した、天皇制と民主主義の間で、人はどのように反応するのか。
その結果、民主主義と国力が衰退していくプロセス。
●全ての責任を回避して生き延びてきた天皇制の歴史と、戦後も持ち続けるその本質の及ぼす民主主義への悪影響。
●立憲君主制の国の中で最大の予算規模。批判をしない日本のジャーナリズム。
●男系、女系に関係なく生まれながらの身分という最終的に否定の出来ない本質。
●固定化された社会への反発と、天皇制廃止の可能性。
●天皇制と憲法改正、何も変える必要のない天皇制後の制度について。
●天皇制を最大に利用する官僚という存在。
目次
<第1部:天皇制と現代日本社会>
第1章:天皇制と現代日本社会
第2章:第1章の追加テキスト:天皇制と世間について
第3章:象徴天皇制とは何か。国事行為と規模の問題について
第4章:天皇制と民主主義:矛盾のプロセス
以下、第7章まで
<第2部:天皇制後・普通の国へ>
第8章:単純で当たり前の根拠に戻って
第9章:天皇制の世界での位置、ジャーナリズムの問題点、天皇制と憲法改正、何も変える必要のない天皇制後の制度
第10章:天皇制廃止の可能性
以下、第12章まで