目次
関東鉄道常総線
関東鉄道竜ヶ崎線
筑波鉄道筑波線
鹿島鉄道鹿島鉄道線
ひたちなか海浜鉄道湊線
日立電鉄日立電鉄線
鹿島臨海鉄道大洗鹿島線
真岡鐵道真岡線
野岩鉄道会津鬼怒川線
わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線
上毛電気鉄道上毛線
上信電鉄上信線
著者等紹介
諸河久[モロカワヒサシ]
1947年東京都生まれ。日本大学経済学部、東京写真専門学院(現・東京ビジュアルアーツ)卒業。鉄道雑誌社のスタッフを経て、フリーカメラマンに。「諸河久フォト・オフィス」を主宰。国内外の鉄道写真を雑誌、単行本に発表。「鉄道ファン/CANON鉄道写真コンクール」「2021年 小田急ロマンスカーカレンダー」などの審査員を歴任。公益社団法人・日本写真家協会会員 桜門鉄遊会代表幹事
藤本哲男[フジモトテツオ]
1948年京都市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。2013年に43年間勤続した物流会社を定年退職後、ビルメンテナンス会社に再就職して現在も勤務中。同志社大学鉄道同好会クローバー会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
9
北関東の地方私鉄は電化にしろ非電化にしろいずれも厳しい状況下にあった。この本では、茨城県、群馬県、栃木県の地方私鉄特集であるが、廃止された私鉄はほぼ全て過疎化と少子化による利用客減少、そして猛烈なモータリゼーションである。北関東は壮絶な車社会であり、都内からJRで直通して乗り換えでも、住民は車を選んだ。学生輸送も少子化で先細り。車両や設備も老朽化し廃止しか選択肢がなくなった。こうして消えていった私鉄が北関東にも多数ある。関東鉄道も常総線と竜ヶ崎線だけとなった。常総線小田急電車改造のキクハ3は初めて知った。2024/04/01