出版社内容情報
「あの場で君だけが鮮やかに、瑞々しく色付いて見えた」
甘い物好きな完璧王太子×健やかボディの乙女
美貌の王太子様の呪いを解くため契約結婚しましたが満たし満たされ極甘蜜月!?
呪いで食事をうまくとれなくなった王太子クラウスに健康的な食欲とボディを見込まれ結婚を申し込まれたエマ。
魔紋と性行為によって摂取した栄養を分け合えるというのだが、
クラウスは行為の日にちを決め、夫が妻に恋情を抱くのを禁止した契約書を作ってくる。
「君の、おっぱいは美味しい」
これはあくまで便宜上の結婚で勘違いしてはならないと、
自制するエマだがクラウスは、甘～い言葉と指先で巧みにエマをとろかして!?
内容説明
呪いで食事をうまくとれなくなった王太子クラウスに健康的な食欲とボディを見込まれ結婚を申し込まれたエマ。魔紋と性行為によって摂取した栄養を分け合えるというのだが、クラウスは行為の日にちを決め、夫が妻に恋情を抱くのを禁止した契約書を作ってくる。「君の、おっぱいは美味しい」これはあくまで便宜上の結婚で勘違いしてはならないと、自制するエマだが、クラウスは、甘～い言葉と指先で巧みにエマをとろかして！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっきぃ
13
細くて儚げなのが理想とする国で普通に食べ普通に育った巨乳のエマはそのせいで3度の婚約破棄をされている。女性の食事内容がひどすぎる！スープだけ、夜はスープにパン1切れって、青白いのは栄養不足すぎるからで死んでしまうわ！と突っ込み。普通に食べるエマと、舌に呪いをかけられ食べることができない王太子の契約婚。呪いをかけた人物は逆恨みもいいところだったな。ただただ自分の見る目がなかった残念な人。なんでも美味しく食べられるのって幸せだよね。まぁまぁだったかな。2024/01/11
ルーシー
9
小食で華奢なスタイルがもてはやされる国に住みながら食べたいものを食べて育ったため健康優良乙女に育ち社交界では「（暴食の）雌牛令嬢」と揶揄され、婚約も３回破棄されている。そんな中、王太子から「良質な脂肪と食欲を見込んで」とプロポーズされる。暴言とも取れるセリフだったが理由を聞き納得したヒロインは了承し期間限定の胃袋シェア婚に踏み切るが…。 なんだろう、この「胃袋シェア婚」って？と興味津々でした。すごく面白かったです。 彼の国の貴族女性は万年栄養失調で長生きはできなかっただろうな〜。2023/11/23
よむよむ
8
★★★★☆めちゃ面白かった。食いしん坊ヒロイン可愛い。たくさん食べる君が好き。タイトル的にネタ作品かなと思ったけどヒロインもヒーローも超真面目でお話もわりとシリアス寄り。特にヒーローが真面目律儀かつ優しくてそのせいでじれったい展開が続く。互いの気持ちを知ってからその律儀さが閨にいいスパイスとなってるのには笑った。このヒーローどこまでも本気だ…。良作品、美味しく拝読できました!あとカバーと挿絵も良き。2023/11/25
