出版社内容情報
国語(科)教育の「実践」と「研究」の「橋渡し」に取り組んできた筆者が、これからのことばの教育の歩む道を照らし出した一冊。 国語(科)教育の「実践」と「研究」の「橋渡し」に取り組んできた筆者が、子どもたちの学びに寄り添いながら、これからのことばの教育の歩む道を照らし出した一冊。講演記録「ことばは心のかたち」を付す。
三浦 和尚[ミウラカズナオ]
内容説明
「研究」と「実践」とをなだらかにつなぐ、子どもを見つめ、授業に生きる「14」の具体的な提言。付/講演記録「ことばは心のかたち」。
目次
1 実践力としての教育話法(子どものことばを育てる教師のことば;学習指導能力としての教師の話し方の自覚;指導法としての教師の話しことば―「応答」を中心に;豊かな教室コミュニケーションの成立)
2 教材研究へのアプローチ(梅崎春生における「かるみ」―『蜆』の分析をもとに;これからの中学国語教科書―可塑性のある学習材集として;学習材としての『坊っちゃん』『吾輩は猫である』;読むことの学習指導の方法改善に向けて)
3 国語科授業実践方法の基底(学習指導上の諸課題;「話すこと・聞くこと」をめぐって;読むことの学習の意味;「書くこと」をめぐって)
著者等紹介
三浦和尚[ミウラカズナオ]
1952年広島市生まれ。1974年広島大学教育学部卒業。広島大学教育学部附属福山中・高等学校教諭。1983年広島大学附属中・高等学校教諭。1991年愛媛大学教育学部助教授(国語教育学)。1996年、同教授。1997年愛媛大学教育学部附属幼稚園長。2001年3月まで。2003年愛媛大学教育学部附属小学校長。2007年3月まで。2012年愛媛大学教育学部長。2016年3月まで。2015年愛媛大学副学長(附属学校担当)。全国大学国語教育学会、日本国語教育学会、日本教師教育学会、日本近代文学会、日本俳句教育研究会(会長)等に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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