出版社内容情報
ぼのぼのは、いつも楽しいあそびをかんがえて
あそんでいるラッコの子ども。
ぼのぼのが、森の中の道を歩いているとき、
友だちのシマリスくんは、どこにいるかな?
いじめっ子のアライグマくんは、なにをしてるかな?
あくびがでたとき、雨がふったとき、花が咲いたとき……
みんなはどこで、だれと、なにをしてるかな?
本を開いて、ぼのぼのたちの住む森を歩いてみよう!
内容説明
ぼのぼのは、いつも楽しいあそびをかんがえてあそんでいる、ラッコの子ども。ぼのぼのが、森の中の道を歩いているとき、友だちのシマリスくんは、どこにいるかな?いじめっ子のアライグマくんは、なにをしてるかな?あくびがでたとき、雨がふったとき、花がさいたとき…みんなはどこで、だれと、なにをしてるかな?さあ本を開いて、ぼのぼのたちの住む森を、歩いてみよう!
著者等紹介
いがらしみきお[イガラシミキオ]
1955年1月13日、宮城県に生まれる。5歳の頃に漫画家になろうと決意し、24歳でデビュー。1986年『ぼのぼの』連載開始。1988年『ぼのぼの』で第12回講談社漫画賞受賞。2021年『ぼのぼの』連載35周年を迎えた。映画化・TVアニメ化され、今もなお愛され続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
125
ボクたちの森を、空から見たり地上から見たりという視点の変化を繰り返しながら、ペギュくんやスナドリネコさん、ぼのぼのやぼのぼののおとうさんなど、覚えきれないほどたくさんの動物が登場してくる、ちょっと不思議な感覚の絵本。空から見た森は迷路のように複雑で、頁をめくれば何度もでてくるけど、比べて見てみると少しずつ何かが動いていて、間違い探しをしているようで楽しい。大きな森のどこかで起こっていることが次の頁でズームアップされて物語が進んでいく。そしてまたズームアウトしていく。登場するみんなの数だけ物語を感じられる。2025/07/09
ふじ
16
内容紹介を見て、探し絵本かなと思いきや?文にもイラストがあってLLブックっぽい。森を俯瞰したイラストがページをめくるたびあって、何がおこっているのか?絵を読んでも楽しい。右側の文章で触れられていない出来事も確実に起きてるから…やはり、気になるのはクズリくんのうんちの行方かな。雨の力の恐ろしさ笑。ラストの雨の木がファンタジックで好き。#NetGalleyJP2024/07/12
spatz
14
ぼのぼのだ!懐かしい。 画面いっぱいに広がる森の絵。ん?なんだこれ、迷路かな?と思うような構図。 物語を読み進むと、だんだんとこの本の世界に入り込んで行ける。 みんな、どこにいて、何をしてるのかな? 森のどこかにみんないて、いろんなことが起きていることに気づく。 森に流れる時間。物語。 細かい描き込みを追って、探して、味わってじっくり楽しめそうな絵本でした。 自分で物語を作ってみてもいいね。#NetGalleyJP2023/05/12
遠い日
6
懐かしいぼのぼの!絵本になって帰ってきた! 濃やかな描き込みが楽しい。探し絵絵本になっていて、見開きでワンシーンずつ、ぼのぼのたちの森で起きていることが進んでいきます。 ひたすらウンチをしているクズリくんには、にやにやしっぱなし。ぼのぼのが探して、追っかけている者はいったい何をしたの?と思いながら読み進みましたが、最後まで読めば何ともあっけない理由でした。ちょっとした動きの中に、小さな出来事が詰め込まれていて、前のページに戻って確認したりしながら楽しく読みました。2023/04/05