竹書房文庫<br> いずれすべては海の中に

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竹書房文庫
いずれすべては海の中に

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  • サイズ 文庫判/ページ数 456p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801931176
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

最新の義手が道路と?がった男の話(「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」)、世代間宇宙船の中で受け継がれる記憶と歴史と音楽(「風はさまよう」)、クジラを運転して旅をするという奇妙な仕事の終わりに待つ予想外の結末(「イッカク」)、並行世界のサラ・ピンスカーたちが集まるサラコンで起きた殺人事件をサラ・ピンスカーのひとりが解決するSFミステリ(「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」)など。
奇想の海に呑まれ、たゆたい、息を継ぎ、泳ぎ続ける。その果てに待つものは――。静かな筆致で描かれる、不思議で愛おしいフィリップ・K・ディック賞を受賞した異色短篇集。

アーシュラ・K・ル=グウィンや、ケリー・リンクの作風を受け継ぎながら、彼女自身の不屈の声が全面に響いている。
――〈カーカス・レビュー〉

幻想的な要素を含みながら、同時に、現実にある身近な喪失と痛みに根ざしたほろ苦い物語だ。この物語には、美しい繊細さがある。思索的(スペキュレイティヴ)な要素で読者の頭を殴ることはなく、物語の多くの側面を行間に残している。ピンスカーはサブテキストを非常に巧みに扱い、ページ上ではひとつの物語しか描かれていないが、読者にはふたつの完全な物語が提示されている。
――A・C・ワイズ(作家)

【短篇集として】
2020年度フィリップ・K・ディック賞受賞作
2020年度ローカス賞短篇集部門候補作
2020年度世界幻想文学大賞候補作

【収録作品一覧】
「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」(2015年度ネビュラ賞短篇部門候補作)
「そしてわれらは暗闇の中」
「記憶が戻る日(リメンバリー・デイ)」
「いずれすべては海の中に」(2017年度ネビュラ賞短篇部門候補作)
「彼女の低いハム音」
「死者との対話」
「時間流民のためのシュウェル・ホーム」
「深淵をあとに歓喜して」(2014年度シオドア・スタージョン賞短篇部門受賞作、ネビュラ賞中篇部門候補作)
「孤独な船乗りはだれ一人」
「風はさまよう」(2018年度ヒューゴー賞中篇部門候補作、ローカス賞中篇部門候補作、ネビュラ賞中篇部門候補作)
「オープン・ロードの聖母様」(2016年度ネビュラ賞中篇部門受賞作、ヒューゴー賞中篇部門候補作、シオドア・スタージョン短篇部門候補作)
「イッカク」(2020年度ローカス賞中篇部門候補作)
「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」(2016年度ヒューゴー賞ノヴェラ部門候補作、シオドア・スタージョン短篇部門候補作、ローカス賞ノヴェラ部門受賞作)

内容説明

最新の義手が道路と繋がった男の話(「一筋に伸びる二車線のハイウェイ」)、世代間宇宙船の中で受け継がれる記憶と歴史と音楽(「風はさまよう」)、クジラを運転して旅をするという奇妙な仕事の終わりに待つ予想外の結末(「イッカク」)、多元宇宙のサラ・ピンスカーたちが集まるサラコンで起きた殺人事件をサラ・ピンスカーのひとりで解決するSFミステリ(「そして(Nマイナス1)人しかいなくなった」)など。奇想の海に呑まれ、たゆたい、息を継ぎ、詠ぎ続ける。その果てに待つものは―。静かな筆致で描かれる、不思議で愛おしいフィリップ・K・ディック賞を受賞した異色短篇集。

著者等紹介

ピンスカー,サラ[ピンスカー,サラ] [Pinsker,Sarah]
ニューヨーク州ニューヨークに生まれる。2012年に“Not Dying in Central Texas”でデビュー。『新しい時代への歌』を含めネビュラ賞を三度、『いずれすべては海の中に』でフィリップ・K・ディック賞を受賞。シンガーソングライターとしても活動しており、アルバムを4枚リリースしている。メリーランド州ボルティモア在住

市田泉[イチタイズミ]
1966年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もち

21
「上手な大工さんだ。この仕上がりを見ろよ」◆夫が病床で描いた牢獄のスケッチは、妻の記憶を蘇らせる。仕事熱心だったジョージの、建築家としての情熱を焼き尽くした、空白の一か月を。創意の残滓、ツリーハウスの頂上での一幕を――(『深淵をあとに歓喜して』)■クジラ型車両での旅程が凄まじい転調を見せる『イッカク』、極限のホワイダニットで抉るSFミステリ『そして(Nマイナス1)~』など、必読級の短編が光る。語られ過ぎない物語が湛えるのは、何次元もの奥行きと余韻。2022/06/03

ふりや

18
SF的な設定を軸に不思議で奇妙な味わいの物語が展開される、バラエティ豊かな作品集です。著者は音楽活動もしているとのことだったので、検索して何曲か聴いてみたのですが、すごく良かった。いくつかの作品でも音楽が重要なテーマになっています。印象に残ったのは、世代間宇宙船の中で引き継がれていく歴史を描いた『風はさまよう』バーチャル空間ではなく、あくまで生演奏にこだわるバンドのツアーの様子を描いた『オープン・ロードの聖母様』ミステリ風の『そして(Nマイナス1)人しかいなくなった』など。淡い色彩の装幀もとても素敵です。2022/06/03

星落秋風五丈原

15
皆さんおっしゃっているように全ての背景を説明してくれるSFではないですね。2022/06/28

YSHR1980

2
どの短編も背景があまり語られないので想像力が刺激されて楽しい。バンドのやつが味わい深かったので、先に出版された長編も読んでみたくなった。2022/06/08

❥ⓜⓘⓨⓤⓚⓘ𓃟

2
近未来の話のような、アメリカの昔の話のような。 冒頭から、義手がハイウェイに繋がる話。 意味不明なようで、読んでいくとなるほどと思うし、ちょっといい話を読んだような心地よさが残る。 未解決事件で亡くなった死者と対話したり、おばあちゃんを分解してトランクに詰めてみたり、クジラを運転して旅してみたり。 一番好きなのは、作者のサラが無限数登場する話。 何を書いても奇妙な説明になっちゃうけど、「そういうこと」とわかると面白い。 やや難解なので、寝る前に読むと気持ちよく落ちます。 2022/06/03

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