竹書房文庫<br> 黒本 平成怪談実録

個数:
電子版価格
¥715
  • 電書あり

竹書房文庫
黒本 平成怪談実録

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 13時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784801917880
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

内容説明

怪談蒐集を続ける作家が聞き集めた実話怪談集。孤独死した老婆宅で発見されたノートに書かれていたのは「孤独死」。なぜか観葉植物が枯れる学生寮は精神も蝕んでいった「N荘」。九州最恐の心霊スポットを訪れた若者を見舞う恐怖「I峠」。著者の怪談蒐集の原風景を描く「怪談と祖母」。原本の36編と書き下ろし2編を収録。

著者等紹介

福澤徹三[フクザワテツゾウ]
小説家。福岡県北九州市出身。2000年『幻日』でデビュー、2008年『すじぼり』で第10回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

63
再読。実話怪談集。以前新潮文庫版を読んでいるはずなのだが、読んだのが随分以前のせいか内容をほとんど覚えておらず。著者の力量は確かなのであるが、実話怪談の実話という部分に重点を置いているせいか、語りそのものを丁寧に描いている。そのため臨場感は他の実話怪談と比較にならぬのであるが、ストーリー自体が凡庸な作品が含まれているのが残念。著者の地物の明らかにあそこが舞台とわかる「I峠」とか、「運転手」「洟」のように生活の嫌さを書いたのに優れたものが多いように思えるけど。忘れていた為、一粒で二度美味しい話も多かったが。2019/04/16

ネムコ

29
以前は楽しく読めた福澤怪談、久しぶりに読んだら読みにくさを感じてしまった。怪談の書き方も時代によって変わった。昔多かったのは、第三者の立場で新聞の記事のように書くやり方と、体験者のしゃべりをそのまま文に書き起こした体のもの。超怖い話は始めこそ、自分や身近な人から聞き知った話をまとめていたが、発行頻度が上がるにつれてそれでは追い付かなくなり、現在、怪談実話は東奔西走して聞き取った話を、著者が独自のスタイルで書き表すのが主流になっている。福澤さんの怪談は昔のライターと現在の怪談師の中間の感じがした。2020/03/03

carl

22
実話怪談って確かに実話って感じです。怖ェー。 回答なしの話が怖いです。2019/10/24

火狐@二児の子育て奮闘中

10
実話は『理由』や『解決方法』等が書かれてないので盛り上がりにかけるのですが、実話ならではの地味でじわじわくる怖さがやってきます。続けて読むと自分にも怪異がおこりそうで不安になる(笑)2019/09/27

山田

9
最後の章の祖父母の出生がとても気になった。明治初めに結婚したとかいうのであれば、幕末生まれ? 明治は遠くなりけり、と聞くが、明治どころの話じゃない。そんな祖父母より聞く「怖い話」はきっと楽しかったと思う。人生の荒波を超えてきたお年寄りだからこそ、たとえ怪談であっても面白可笑しい話だったろう。 怪談を読んでたはずなのに、ほんわかしてしまった。2020/07/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13421907
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。