内容説明
モサド最強の暗殺者ダヴィッド・スラトンは死んだ。いまでは彼はアメリカ人として妻のクリスティンと平凡だが幸福な日常を送っていた。しかし、平穏な生活は長くは続かなかった。モサドの新長官ヌーリンは、イランの核開発を阻止するために二度ハメディ博士の暗殺を計画したがいずれも失敗していた。業を煮やしたヌーリンは、権謀術数渦巻く盤上に比類なき暗殺者を投入することを決意したのだ。モサドは学会のためにスウェーデンを訪れていたクリスティンを人質に取ろうとするが、彼女は追手から逃れ行方不明に。妻の危機を救うべく、最強の暗殺者は北欧の地に降り立った―。
著者等紹介
ラーセン,ウォード[ラーセン,ウォード] [Larsen,Ward]
USAトゥデイのベストセラー作家であり、フロリダ州図書賞を3度受賞。元アメリカ軍パイロットで、湾岸戦争の砂漠の嵐作戦で22回のミッションを飛んだ。連邦警察官、航空機長を歴任後、現在は飛行機事故調査官
川上琴[カワカミコト]
文学部英文学科卒業後、外資系船舶代理店、航空会社勤務を経て、小説を中心に翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かんとり
4
スラトンシリーズ第二弾。 モサドから足を洗ったスラトンと、前作活躍の女医さん。 この二人が、またまた巻き込まれていきますねえ… 元の組織から脅迫され、警察からも追われ、また暗殺者に戻らざるえないのか? うん、デジャヴ感ありありですな、だけど面白い!!^^2018/12/14
tai65
3
星5つ2019/01/30
hotsoy
0
一作目を読み終わり、興奮のまま二作目に突入!前作終了一年後から物語は始まる。2人を巻き込む陰謀渦巻くスパイ合戦。今起こったイラン大規模爆発のニュースに遭遇すると、小説上に展開される物語が現実と重なり想像力を逞しくさせてくれる。ネタバレほど無粋な事は無いので控えるが、騙されましたと思って読むのをお勧めです✨続きは下巻読了後に!2025/04/28