内容説明
特別仕様の列車を駆り、財宝列車の軌跡をたどるコッブたちだったが、その行く手にはさまざまな困難が待ち受けていた。謎のカルト教団ブラック・ローブズ、財宝の守護者を務める地図にもない村の住人たち。さらに仲間内での衝突が絶えないうえに、依頼主のパピノーも単なる道楽として財宝を探しているのではなく、何かを隠しているようだ。いったい誰が味方で誰が敵なのか?信用できるのは誰なのか?財宝を積んだ列車の在り処をどうにか突き止めた“ハンターズ”は、目当ての財宝のほかに、予想外の発見をすることになる。はたして財宝列車に隠された驚愕の真実とは!?さまざまな分野のエキスパートたちが知識と経験を総動員させてミッションに挑む、一気読み必至のアクション&ミステリー!
著者等紹介
カズネスキ,クリス[カズネスキ,クリス] [Kuzneski,Chris]
1969年ペンシルヴァニア州生まれ。ピッツバーグ大学卒業後、教師を務めていたが、作家への転身を決意。2002年に自費出版したPlantationが評判となり、出版社と正式契約を結ぶ
桑田健[クワタタケシ]
1965年生まれ。東京外国語大学外国語学部英米語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寧々子
11
下巻ではいよいよ本格始動したことで、緊迫感をはらんだ事態が次々と起こるので、ハラハラドキドキはしたんだけど・・・ ちょっと、ある意味、肩透かし的な一面がないわけじゃありませんでした。 アッサリしすぎてるんじゃないかなぁと思っちゃったので~ でも、幾つかの謎が解消したかわりに、新たな謎も増えてしまったので、シリーズ追いしたいです♪2017/06/19
Richard Thornburg
11
感想:★★★★★ 下巻に入ってテンポアップ❕❕❕ トレジャーハンティング&冒険モノの王道をまっしぐらで無条件に楽しめます。 個性の強い『ハンターズ』の面々なのですが、物語が終わるころには自然に馴染めていました。 元軍人コンビのコップ&マクナットなんですが、ピット&ジョルディーノのようで凸凹ぶりが面白いと思います。 女性陣のサラ&ジャスミンも同じような感じ(笑) このジャンルの楽しみでもある食事等の文化についても触れられていて、ルーマニア料理にも興味津々でした2016/09/05
WHISKYCOKE
9
「インディ・ジョーンズ」と「ミッション:インポッシブル」の融合、映画化!の帯の文字が目にとまり購入。うーん、帯の言葉に嘘はないんだけど、でもそれほど面白くない。似たような本がいっぱいあるからかな。2016/05/27
正太郎
4
消失したルーマニアの財宝列車を見つけ出す冒険小説です。好きなタイプの話なのですが、キャラの魅力がちょっと不足気味。理詰めで謎を解いて行く部分もなく、乗りきれません。続編はあるようですが、買うかどうかは不明です。2016/06/25
pangea74
4
ルガーMKⅢの描写で、ドイツのルガーと日本の南部式自動小銃を掛け合わせたような形という文があったけど、南部十四年式拳銃のことを言わんとしていたのかな?2016/05/19