出版社内容情報
櫻井 恵里子[サクライ エリコ]
著・文・その他
目次
1 どんな職場でも取り入れられる、ディズニー流の育てるしくみ―準備編(マニュアルは、暗記させなくていい;守るべきことは、4つ以内に抑える;目に触れるものは、すべてが“ショー”である ほか)
2 褒める、叱るだけじゃない、気持ちが通じる伝え方―コミュニケーション編(「おはよう」「お疲れさま」以外の言葉をかける;頼みごとをする時は、理由も添える;メンバー全員に、すべての商品を使ってもらう ほか)
3 「魔法の教え方」で、人もチームも自立できる―チームビルディング編(メンバー一人ひとりにマイクを向けてみる;それぞれが持つ価値に気づかせる;想像と共感で、メンバーにとっての「恩師」になる ほか)
著者等紹介
櫻井恵里子[サクライエリコ]
元ディズニーの人材トレーナー。ハピネスコンサルタント。ピクシーダスト株式会社代表。東京都立川市出身。1998年に株式会社オリエンタルランド入社、現在、西武文理大学サービス経営学部専任講師。筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達専攻博士前期課程修了。修士(カウンセリング)。産業・組織心理学会、日本カウンセリング学会、日本学校心理学会、ホスピタリティ学会、日本マーケティング学会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいぱぱ
16
こういう本はなるほどなとは思うが、実践するのが難しい。「怒りは6秒だけ我慢すればおさまる」は一度実践してみようかなとは思う。「1回覚えたものは、30日後は10%しか覚えてない。6回覚えたものは、30日後90%覚えてる」。なるほど。読んだ本の内容を全然覚えてない訳だ(^^;。2017/07/12
またおやぢ
9
個人の内発的な動機付けには、組織の持つフィロソフィーの浸透と行動の意味づけ、信頼と尊重できるメンバーとの協働が肝であることを再認識した。サービスの提供、あるいは接客を生業としている企業であれば、多かれ少なかれ実行している事例集であり、またどこかで読んだリーダーシップ論やチームビルディングテクニックの要約集に過ぎないが、様々な仕掛けや仕組みを通じて、それらを愚直に実行できることがディズニーの強みであり魅力ということか。日々の出来事からの学びこそが、個人と組織の能力を向上させる根本だと気づかせてくれる一冊。2017/11/02
こじ
8
評価5/5 ディズニーランドには夢がある!! 誰しもが感じるこの空間を作り出す為にディズニーが取っている魔法の仕組みがあります。 僕の中で最も心に残ったのがお客様のことを常に考えているということです。 例えば、ディズニーではお客様に何かを尋ねられた時にもすぐに回答できるようにスタッフはディズニー内のあらゆるものを試している。 例えば、新しいアトラクションができたらみんな一回は乗るとか。 そうすることで、お客様に何を聞かれても、自分の言葉で答えることができる。 とても凄い仕組みだなと思いました。2020/08/29
おっくー
8
同僚に借りた本。キャストの接遇でゲストを笑顔にすることの考え方を学ぶことができた。全ての組織がディズニーの組織のやり方が通用するとは思えないが、接遇については勉強になった。また、後半にでてきた、リーダーシップについて働きやすい環境を整備することには強く同意する。2017/12/17
さわこ
8
普段はあまりこのような本は読みませんが、彼が持っていたので数ヶ月かけて読みました。感動体験を共有させるとか、他部門の仕事も体験させるとか、意識の共有化とか、そういう話。ちょうど職場で後輩ができた頃だったので、参考になりました。わかっているつもりでも、実践するのは難しいなぁ。★★★☆☆2017/11/25