出版社内容情報
古代から現代に至るまで、科学の世界では何度も大きな発見や発明が起こりました。その結果が、今の私たちの快適な生活です。
とはいえ、ここまでの過程は簡単ではありませんでした。古代ギリシャ時代から現代までの約2600年間で、いったい何が起こったのか? 科学者たちの苦労や業績をたどっていくと、どのように科学が進展してきたのかが理解できます。
ある科学者のふとした疑問から始まった研究が、別の科学者に受け継がれ、さらに次の科学者に引き継がれていく様子は、まるでリレーのようです。
「数式や公式が苦手」という人でも大丈夫です。この本なら物語を読むように、科学の世界が楽しめます。
内容説明
科学者たちがつないだ2600年のバトン。古代ギリシャのタレス・アリストテレスからアインシュタイン・シュレディンガーまで。スマホもメガネも人工衛星も科学者の苦労の成果です。
目次
1章 私たちが「力」の正体を知るまで
2章 地球が動いていることが分かるまで
3章 物質はどこまで分割できる?
4章 化学を発展させた錬金術
5章 熱の正体が分かるまで
6章 光の2面性が分かるまで
7章 放射線を利用できるようになるまで
8章 電気と磁気を使いこなすまで
9章 相対性理論と量子の世界
著者等紹介
三澤信也[ミサワシンヤ]
長野県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。長野県の高校で理科教育に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。