出版社内容情報
「中国が台湾を絶対手放せない経済的理由とは?」「世界の石油市場を操作するロシアの外交戦略」「タックスヘイブンを使いこなす北朝鮮の闇経済」――複雑化する世界情勢を「お金」と「地理」から考察する、おとなのエンタメ教養本が誕生! 地政学に「お金の流れ」を加えれば、世界の動きがよくわかる。
内容説明
複雑化する国際情勢をお金と地理の視点から考察する、おとなのエンタメ教養本。
目次
第1章 地理から読み解く日本経済の凋落
第2章 ガラスの経済大国アメリカ
第3章 眠りから覚めた経済巨人・中国
第4章 ロシアの不気味な経済力
第5章 世界を揺さぶる中東諸国
第6章 反アメリカ同盟?「BRICS諸国」の真実
第7章 ヨーロッパの繁栄・衰退・復権
第8章 日本に何度も救われた韓国経済
第9章 北朝鮮の闇経済と核開発
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
1960年生まれ、大阪府出身。元国税調査官。主に法人税担当調査官として10年間国税庁に勤務。現在は経営コンサルタントの傍ら、ビジネス・税金関係の執筆を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こも 旧柏バカ一代
17
世界史を復習するには良いかもしれない。昔は大嫌いだった世界史。こんな感じの本だったらな、、2023/08/10
Taka
11
来年から始まる新NISAではインドと南アフリカに投資しようかなあ、ベトナムにもしたいなあとか考えている今日この頃。日本経済は何故凋落したのか。中国韓国に優秀な人物を引き抜かれたり、安い労働力を求めて安易に移転したり、国内の労働者の給料を上げなかったり。その時はいいかもしれないがじわじわと弱くなった。徳をしたのは高額報酬の役員達だけ。ガラスの経済大国アメリカ。眠りから覚めた経済巨人中国。ロシアの不気味な経済力。世界を揺さぶる中東諸国。ヨーロッパの推移。日本が何度も救った韓国経済。意外と強かな北朝鮮2023/06/22
くらーく
3
結構、歴史と結び付けた大村さんの本は面白いのだけど、本書はイマイチだな。お金と地政って関係があるような無いような。途中からまとめだけで飛ばし読み。 いろいろと地政学はあるけど、お金はそれを超越するんじゃないかねえ。金持ち喧嘩せず、は真理だと思うわ。今じゃ、戦争(当人はそう言っていないけど)するのは、貧乏国(精神面も含め)ばかりよのお。2022/12/17
ゼロ投資大学
2
近年注目を集めている地政学を「お金の流れ」の視点から見ていく。国土・人口・軍事力だけでなく、お金の流れも見ることによって国々の勢力図を理解できる。アメリカ・中国・ロシアといった大国が世界に大きな影響力を持つ要因を明らかにする。第二次世界大戦以降の中東で争いが絶えない理由も複雑な要因が絡み合っている。2023/09/07
ひ※ろ
1
★★★☆☆2023/11/08