内容説明
ハイテク、巨大、圧倒的破壊力、奇想兵器、驚きの実像。
目次
第1章 先進的な機構「幻の超技術兵器」(ポルシェティーガー;報復兵器2号A4とヴァッサーファル;ハインケルHe176実験機 ほか)
第2章 世界を驚かせた「幻の超強力兵器」(カール自走臼砲と巨大列車砲グスタフ、ドーラ;多薬室高圧ポンプ砲“V3”;統制車両整備計画Eシリーズ戦車 ほか)
第3章 斬新すぎた発想「幻の奇想兵器」(ドルニエDo335“プファイル”;バッヘムBa349“ナッター”;メッサーシュミットMe323“ギガント” ほか)
著者等紹介
横山雅司[ヨコヤママサシ]
イラストレーター、ライター、漫画原作者。ASIOS(超常現象の懐疑的調査のための会)のメンバーとしても活動しており、おもにUMA(未確認生物)を担当している。CGイラストの研究も続け、実験的な漫画「クリア」をニコニコ静画とpixivにほぼ毎週掲載、更新中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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dobrydenkrtek
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ナチス・ドイツが戦時中に開発していた様々な兵器が多数掲載。実践に投入されたものもあれば机上の空論で終わったものも。際物の本ではなく、しっかりした本の印象で、戦時中のナチスの科学や工業、兵器に関心がある人は一読しても損はないと思う。特に原子爆弾の章は印象に残る。ナチスの原爆が先に開発されたら大変だというマンハッタン計画の前提自体がどうだったのか。そののちの世界の在り方を決定し、今でも世界の脅威となっている核兵器の始まりの話につながる話だ。2025/12/02
トウリン
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「ナチはこんなアホな兵器造ってたんだよハハン」みたいなのかと思っていたら、予想外に面白かった。開発の経緯や使われた時の小話、開発者のことなど、結構真面目な感じ。滅茶苦茶賢い人たちばかりのはずなのに、自重で動けないとかいう間抜けなしくじりをしでかしてたあたりが、B級映画のネタになっちゃう所以なんだろうなぁ、とか。原爆の開発に乗り気じゃなかった理由のあたりが、笑ってしまう。世界にとっては幸いだった。2022/06/08




