内容説明
まさか、自分がこうなるとは…リストラ、倒産、震災不況、リーマンショック、一家離散…深刻化する格差社会の中で人々はどこに向かうのか?路上生活への入り口はすぐそこに開かれている。
目次
第1章 格差社会の底辺で(帰りたいけど帰れない(42歳・元建設資材製造販売会社社員)
100円ネットカフェで迎える元旦(53歳・元トラックドライバー) ほか)
第2章 廃業の果て(廃棄弁当が晩ご飯(46歳・元仕出し弁当屋経営)
夢を見たのが馬鹿だった(54歳・元ペンション経営者) ほか)
第3章 借金地獄(ローン破綻で人生破綻(40歳・元精密機器メーカー社員)
独立・起業の甘い罠(46歳・元中堅リース会社社員) ほか)
第4章 ヤングホームレスの素顔(タイムマシンがあったなら(33歳・プロミュージシャン志望)
田舎を出てみたけれど…(34歳・元ホテルマン) ほか)
著者等紹介
増田明利[マスダアキトシ]
昭和36年生まれ。昭和55年都立中野工業高校卒。ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。平成15年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な格差社会の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと取材活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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