感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
35
韓国でどのような「反日教育」が行われているかを述べた本です。いわゆる「嫌韓本」ではなく、韓国の学校で歴史や国語でどのような教材が使われているかを具体的に取り上げています。学校卒業後も公務員試験などで韓国史が受験科目となっているので、頭の中に刷り込まれてしまうのです。こうした教育を受けた結果、韓国人は日本人が好戦的であるとか創造性が乏しいと考えてしまうわけです。本書では語られていませんが、その根本的な原因は建国神話がない点にあると思います。求心性のない国家はこうした形でしか保てないのです。2019/10/04
HMax
26
「嫌韓本」?かと思ったら大間違い。日本について評価できる姿は隠し、否定すべき姿を強調する、幼稚園から社会人までの一貫した教育。1960年代から今日までの変遷を具体的な教科書からの引用をふんだんに使って紹介する驚くべき内容。どうして私が信頼する韓国商社の社長や2代目が反日ではないのかへの答えがあった。韓国の高校から大学生が持つ日本人の侵略性についてのイメージ:「日本人は侵略性が強いと思う」90%以上、「日本人は文化的創造性が豊かと思う」10%、「乏しいと思う」50%以上。2019/09/14
ぴよこ
11
著者が言うように歪んた教育を子供から大人になってまで繰り返し復習するシステムが驚いた。2020/03/31
yomihajime
9
韓国人による反日教育の実態のREPORT。かつて問題になった「新しい日本の歴史教科書」を韓国の中学生に読ませ感想をアンケートしたところ「中立、客観的」と答えた人が一番多いという結果。事実を元にしたこうした類いの本も嫌韓本として分類・排除される日本社会の空気を憂う。嫌韓本に反論したいのなら反・嫌韓本を出し、指摘された事実に反論と反証を加えるべき。売るな・出版するなという声は言論統制につながる。ペンにはペンを事実には事実の反証を。公共空間は公共の財産だ。日本と言うより韓国人の方に是非読んで欲しいと思う本。2014/11/30
ガタコ
4
反日、親日感情を省いて考えるとして、日本も他国からどう思われているのかが気になった。 逆に日本から見た他国へのイメージや知識も真実かはわからない。 ただ、偏見は持ちたくない。 各国々が今後も協力しあう平和な世の中を望みます。2021/02/16
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