出版社内容情報
【目次】
内容説明
死を遠ざける現代に、日本文化の可能性を問う。言語とイメージ―その誕生の根底にあるものは、つねに死を介して立ち現れる。古代から現代に至るまで、日本文化の伝承と、それを受け取った人々の営みに焦点を当て、私たちが死を介していかに現実との関係を築いてきたのかを、精神分析の知から描き出す。
目次
第一部 古代から近世へ(『万葉集』から考える―日本文化と精神分析・文化精神医学;「葦手」と「不可能なもの」―日本文化における「文字的なもの」と絵の関係性;「絵解き」―熊野比丘尼の「絵解き」における妊娠・出産に纏わる対象喪失の問題;「鯰絵」―人々はどのように大震災を乗り越えたのか)
第二部 近世から現代へ(白隠―「死字」が拓く、享楽と知の裂け目;速水御舟―如何にして人は「喪失」と向き合うのか;宮城道雄と内田百閒―二人の接点にあるものとしての死と創造性;村上隆と伝承の問題―芸術家と同時代を生きる人々のための「健康生成学」)
著者等紹介
牧瀬英幹[マキセヒデモト]
2010年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。その後、渡英し、ロンドンのラカン派精神分析組織Centre for Freudian Analysis and Researchにて、精神分析の研修を受ける。現在、中部大学生命健康科学部教授。専門は、精神分析、精神病理学、描画療法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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