著者等紹介
斎藤泰弘［サイトウヤスヒロ］
１９４６年、福島県に生まれる。京都大学名誉教授。専攻、イタリア文学、イタリア演劇。『鳥の飛翔に関する手稿』（谷一郎、小野健一との共著。岩波書店、一九七九年）で第三回マルコ・ポーロ賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nightowl
1
夢の中の不貞は罪なのか「どうしてそうなったのか分からない」、不思議な館の住人とドサ廻りの劇団員「山の巨人たち」、「山の巨人たち」劇中で言及されるオペラ脚本「取り替えられた子供の話」。オペラ脚本ラストがピランデッロの主題を詰め込んでおり、解説で触れられていないのが疑問。叢書としても、"何じゃこりゃ⁉︎"感は新水社戯曲集の方が作品としても翻訳も優れている。水声社の戯曲集はあくまでも補遺として読んだ方が良い。研究者が必ずしも巧みな翻訳者にはなり得ない模様。2024/12/31
