内容説明
間隙を縫って触れるぎざぎざの言葉。ランボーとシャールの流れを汲み、ブランショ、バタイユと接点を持つ現代フランス詩の巨星。本邦初訳のジャック・デュパン詩集と、その象る世界を解きほぐす解説。
目次
断片の詩学1―初期詩篇をめぐって(「エジプト女」解説;「つましい道」解説;「渇き」解説;「囚人」解説;「イニシアル」解説 ほか)
断片の詩学2―『天窓の様子』解題
補遺(訳)(初期詩篇(一九五八‐一九六九)
「エジプト女」
「つましい道」
「渇き」
「囚人」 ほか)
著者等紹介
丸川誠司[マルカワセイジ]
早稲田大学教授。パリ第八大学文学博士。フランス現代詩および思想、美術等研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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