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内容説明
写真や古着、電球やビスケット缶を用いたインスタレーションで、つねに“名もなき者たち”の記憶の可能性を問いつづけてきたフランスの美術家をめぐる初の本格的モノグラフィー。旧版に1章を加えて、パリのグラン・パレや瀬戸内の豊島における最新作も紹介。21世紀の“私たち”の“記憶”は、“モニュメント”に託せるだろうか。
目次
第1章 忘却の風景
第2章 遺品のコレクション
第3章 喪うこと、共にあること
第4章 懐かしさと可愛らしさ
第5章 死者のモニュメント
第6章 死を盗まれた人びとのために
第7章 亡霊のまなざし
第8章 記憶の住み処
第9章 “作品”から“神話”へ
著者等紹介
湯沢英彦[ユザワヒデヒコ]
1956年東京都生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。85年から89年まで、パリ第四大学博士課程に留学、文学博士号取得。現在、明治学院大学文学部フランス文学科教授。専攻、二十世紀フランス文学・文化。『クリスチャン・ボルタンスキー―死者のモニュメント』初版(2004年)で第十四回吉田秀和賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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