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内容説明
マグレブ諸国からフランスに単身でわたり、悲惨な住環境で働く“父たち”。自国の伝統と異国への統合の軋轢に苦しむ“母たち”。ふたつの文化のあいだで自らのアイデンティティを問い直す“子どもたち”。マグレブ移民たちが直面した困難な現実を、三部構成のインタビューによって重層的に可視化した傑作ノンフィクション。
目次
1 父たち(キキ―ヴィクトル・ユゴーのフランス;アブデル―重なる不当な仕打ち;アフメド・ブーラス―メダルの裏側;ハムーとマフムード―旧従軍兵士)
2 母たち(ヤミナ―ノートに綴った日記;ゾフラ―ほかの人たちより頭が悪いなんてことはない;ファトゥマとアフメド―「ポーランド」の貨車;ジャミラ―埋葬の地)
3 子どもたち(ファリード―仮住まい団地;ムンシ―言葉の力;ワヒーブ―大きなお兄さん;ナイーマ―知らぬまの修道院への誘惑;メリエム―虐げられた人の弁護;ワルダ―ブールの行進)
著者等紹介
ベンギギ,ヤミナ[ベンギギ,ヤミナ] [Benguigui,Yamina]
1955年、北仏リール生まれ。両親はアルジェリア人。映画監督、作家。外務大臣付フランス語圏担当大臣、パリ市助役を歴任後、現在は“ヨーロッパのためのロベール・シューマン協会”会長
石川清子[イシカワキヨコ]
千葉県生まれ。ニューヨーク市立大学大学院博士課程修了。博士(フランス語・フランス文学)。現在、静岡文化芸術大学教授。専攻、現代フランス文学、フランス語圏マグレブ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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