内容説明
イタリア・ルネサンス期の思想家が徹底的な“文献学的考証”“歴史的考証”によって、かつてローマ皇帝コンスタンティヌスが教皇シルウェステルに教皇領を寄進した証拠とされた「コンスタンティヌスの寄進状」を駁論し、その真性を否定する論争の書。ヴァッラの論考が反駁書であるので、相手方の『コンスタンティヌスの寄進状』を付録資料として訳出した
目次
間違って帰せられ、偽ものである「コンスタンティヌスの寄進状」を論ず
コンスタンティヌスの寄進状
著者等紹介
高橋薫[タカハシカオル]
1950年、東京に生まれる。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程単位取得退学。現在、中央大学教授。専攻、フランス十六世紀研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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