さらば闘いの日々

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  • サイズ 46判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800299956
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アマレスの五輪代表から鳴り物入りで新日本プロレスに入団。その後、ジャパンプロレス、全日本プロレス、SWSと主要団体を渡り歩き、馬場、猪木、鶴田、天龍、長州ら主要レスラーたちと交わった著者。アマレス界の栄光とモスクワ五輪ボイコット、新日本入団と離脱、長州との複雑な人間関係、馬場夫妻、ジャンボ鶴田との蜜月、SWS移籍と団体崩壊、悲劇のWJ、格闘技戦出陣――昭和・平成のマット界を彩った異能レスラーが、自身の半生と片足切断を余儀なくされた病魔について赤裸々に明かします。

内容説明

右足切断!借金3億5000万円!プロレスは本当に難しかった。“ガチ”だったらどんなに楽か―新日本、全日本、ジャパン、SWS、WJ…猪木、長州、馬場、鶴田、天龍、三沢まで、流浪のレスラーが語ったリングの収支決算。

目次

第1章 右足切断
第2章 新日本プロレス入団
第3章 ジャパン、全日本、そしてSWS
第4章 モントリオール五輪アマレス代表
第5章 モスクワ五輪ボイコット
第6章 SPWF、アマレス復帰、PRIDE参戦
第7章 “ど真ん中”WJ入団
第8章 義足の人生最終章

著者等紹介

谷津嘉章[ヤツヨシアキ]
1956年群馬県生まれ。足利工大附属高校でレスリングを始め、日本大学レスリング部時代、1976年のモントリオール五輪に出場(8位)。1980年のモスクワ五輪でも日本代表に選出されるが、日本のボイコットにより出場できなかった。同年、新日本プロレスに入団。その後、ジャパンプロレス、全日本プロレス、SWSを経て1993年にSPWF(社会人プロレス)を設立。その後、総合格闘技PRIDEや長州力の新団体WJのリングにも参画した。2010年に現役を引退。2019年6月、糖尿病のため右足を切断する手術を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

27
モスクワ五輪への日本ボイコットによりアマレスを続けることを断念し、プロレス入り。しかし、猪木への複雑な思い、長州力との確執、団体変遷、引退後の事業頓挫による多額の借金、そして糖尿病進行により壊疽をおこした右足切断と、宿業が切れ目なく襲いかかる。「俺の人生は失敗人生」と語る著者。だが、おそらく洒落だろう。「俺は強い。特別な人間だ」「最終的には開き直っちゃう」とも。人生の総仕上げに当たり、大病も奇貨と捉えているように見える。2021/06/13

Eiki Natori

3
谷津といえば、活字から伝わってくる人物像は、裏切り者的なリアルな悪役イメージであるが、実際は極めて常識人。普通の感覚の持ち主ゆえに貧乏くじを引かされたのかもしれない。 「補償」発言で馬場と険悪なのかと思いきや、退団後も声をかけられていたのが驚いた。 体育会の酷さ以外に面白いところはカーンのけち話くらいで、吉田豪の紙プロ時代のインタビュー「三沢、川田は目ぇつぶって30秒で倒せる」とか、そういう威勢の良さがなかったのが残念。ただこの人に関する誤解は溶けるし必読、義足でリングにあげるのを応援したい。2021/06/30

渋谷英男

2
新日、ジャパン、全日、SWS、WJ、SPWFもっと生々しいだろう。☆3.52023/10/22

アスワンハイダム

2
長州力の面白さは、トンチンカンな言動を外野から見て楽しむことが出来るからであり、これが直属の上司ともなれば話は別で、気分屋で怒りっぽく融通が効かない男でしかない。谷津の悲哀はそんな長州の元に居たことであり、「馬場さんも元子さんも良い人」なんて言説は谷津の本で初めて見たが、それぐらい長州がデタラメだったということなんでしょう。そんな長州力のツイッターがバズりまくれば「長州先輩!」といちいちリプライする谷津、YouTuberの真似事をする谷津。全ては生きるため、3億5000万円の借金の利息を返すため……。2020/07/29

Kudo Atsushi

2
読み終わって、谷津、冬木vs三沢タイガー、川田をDVD観戦。2020/04/28

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