内容説明
幕府の要職にあったが、病身で役職から身を引いた大身の旗本・浦戸右京亮の配下の若侍三人が湯島の聖堂近くで斬り殺された。傷口から相手は剛剣の主とみた非役の旗本・青井市之介は、伯父で御目付の大草に、その下手人と、なぜ浦戸家の用人が狙われたか探るよう命じられる。浦戸が幕閣のころの確執か、それとも…絶大な人気の書き下ろしシリーズ第四弾。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。剣豪小説、時代ミステリーなど、迫力ある剣戟描写に加え、江戸に生きる人々の人情の機微を描き、多くの読者を魅了する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
105
剣客旗本奮闘記「遠雷の夕」4巻。このシリーズは武家社会の騒動の物語、概ねパターン化しているので読みやすいが、ハラハラドキドキ感が薄れるのが・・・、最後の対決シーンは良いね~2014/12/06
雅
5
テンポ良く、読みやすい2018/07/21
ひかつば@呑ん読会堪能中
3
今回は旗本家の継嗣争い。最後の決闘シーンだけは相変わらず素晴らしいのだが、それ以外は判で押したようなパターンなのでさすがに飽きてきた。2013/02/03
はじこう
1
お約束のやりとりにビミョーな変化が。サ○エさ○みたい。市之助の剣技の伸展が目覚ましい。2017/02/21
ひさか
1
飛猿と名付けられた居合の技と立ち会う市之介がとても良かった。チャンバラに堪能した。2013/02/16
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