やりすぎ恐竜図鑑―なんでここまで進化した！？

小林 快次【監修】/川崎 悟司【イラスト】

宝島社（2018/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 173p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800284839
• NDC分類 457.87
• Cコード C0045

出版社内容情報

ティラノサウルスは足が遅かった! 倒れたら起き上がれなかったサルタサウルス! 暑いと干上がってしまうスーパーサウルス! 羽があっても飛べない鳥ミクロラプトル! ミクロラプトルは羽ばたいて滑走だけはしていた。長すぎて首を持ち上げられないマメンチサウルス! などなど。映画やドラマではとっても怖い恐竜ですが、実は恐竜の全盛期でも一番強かったのはなんとワニでした。そんな恐竜の常識を打ち壊す恐竜図鑑です。

内容説明

頭に６本もの角があるスティラコサウルス、瞼まで鎧になったアンキロサウルス、釣鐘構造のスーパーサウルス、最大級の肉食恐竜、スピノサウルスなどなど、なんで、ここまで進化した？を徹底解明。

目次

第１章　鳥盤類（剣竜類；よろい竜類；堅頭竜類；原始的な角竜類；角竜類　ほか）
第２章　竜盤類（原始的な竜脚形類；原始的な竜脚類；竜脚類；原始的な獣脚類；獣脚類　ほか）

著者等紹介

小林快次［コバヤシヨシツグ］
北海道大学総合博物館准教授・恐竜学者。１９７１年福井県生まれ。小学生のころから化石発掘に没頭し、恐竜研究の道へ。横浜国立大学で１年学んだ後、渡米。１９９５年アメリカ・ワイオミング大学地質学地球物理学科卒業後、２００４年アメリカ・サザンメソジスト大学地球科学科で博士号を取得。２００５年から北海道大学に所属。２０１２年からは「むかわ竜」の発掘に携わり、全身に近い骨化石を発見

川崎悟司［カワサキサトシ］
１９７３年、大阪府生まれ。古生物、恐竜、動物をこよなく愛する古生物研究家。古生物イラストレーター。２００１年から、趣味で描いていた生物のイラストを、時代・地域別に収録したウェブサイト「古世界の住人」を開設。以来、個性的でいまにも動き出しそうな古生物たちのイラストに人気が高まる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[えすてい]

鳥類は恐竜から進化した、ということで、巻末は羽毛恐竜や鳥類が恐竜から進化する過程の恐竜が結構抱負に載っている。それらは昔の恐竜図鑑ではいかにも「恐竜」のイラストだったが、近年の研究で羽毛が生えていたり鳥類への進化の過程の途中の姿になっていたりする。最後に、恐竜は今も生きている。それは、鳥類である。この本にもしっかりと明記されている。

2018/09/07

[泉ちゃんの塩]

ここ数年恐竜熱が再燃。ダイナソー小林先生の監修とイラスト川崎悟司先生のタッグに大満足の一冊。この本読んで子ども電話相談にチャレンジする小学生が増えるといいな。丁寧な解説で初心者にはいいかも。

2019/10/21

[いちさん]

夏休み子供電話相談を聞いていて興味が出たので借りてきました！ フルカラーで分かりやすく解説してあって面白かった。 ユニークな恐竜がたくさんいてなんでこんな進化をしたのか考えると楽しくなります。 羽毛恐竜がもふもふしててかわいい。シティパティとかもふっとしたいし、ディアブロケラトプスかっこいい。

2018/08/24

[櫛橋光]

やりすぎシリーズですわ。イラストか良いです。動きのあるポージングでいて且つ見易いですわ。解説も簡潔で分かり易いです。

2021/04/07

[絵具巻]

文京区立根津図書館で借りました。

2019/03/28