前川喜平「官」を語る

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前川喜平「官」を語る

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800284570
  • NDC分類 373.2
  • Cコード C0031

出版社内容情報

加計学園問題を役所の内側から見た前川喜平・元文部科学省事務次官。安倍政権下において、政治と官僚の関係はどう変わり、何が問題になっているのか。財務省の公文書改ざん、加計学園の獣医学部新設をめぐる経緯、また自身が体験した中学校授業における政治家の「不当介入問題」について、官邸周辺の官僚たちに権限が集中する構図を指摘。ジャーナリストの山田厚史氏の質問に答える形で、前川氏が官僚の強さと弱さを体験的に語る。

内容説明

たった1人の「反乱」そのすべてを明かそう。「ウソ」を強要される官僚たちの悲劇と政治家がひた隠す「森友・加計問題」の本質。

目次

1章 誰のために働くのか(佐川氏「証人喚問」の不自然な答弁;「ウソつく官僚」は何を守っているのか ほか)
2章 原点(官僚以前―『AERA』「現代の肖像」より;仏教思想と「不登校」体験 ほか)
3章 加計学園問題(信頼できる「愛媛県文書」の内容;総理の決定的な「答弁ミス」 ほか)
4章 憲法と教育(道徳教科書と「星野君の二塁打」;岸政権で始まった日本の道徳教育 ほか)
初出=『現代』2006年1月号(文/前川喜平)「義務教育費削減は国を過つ大悪政である」(義務教育費を狙い撃ちする総務省;子供たちが犠牲に ほか)

著者等紹介

前川喜平[マエカワキヘイ]
1955年奈良県生まれ。東京大学法学部卒業後、1979年文部省(現・文部科学省)入省。文部大臣秘書官、初等中等教育局財務課長、官房長、初等中等教育局長、文部科学審議官を経て2016年、文部科学事務次官。2017年に退官。同年5月、加計学園の獣医学部新設について「行政が歪められた」と発言。現在、夜間中学のスタッフとして活動

山田厚史[ヤマダアツシ]
1948年東京都生まれ。同志社大学法学部卒業後、毎日放送ディレクターを経て1971年朝日新聞社入社。経済部で大蔵省、日本銀行、金融業界、自動車業界などを取材。その後ロンドン特派員、ハーバード大学ニーマンフェロー、経済担当編集委員を経て2008年退社。現在フリージャーナリスト。ニュース解説チャンネル「デモクラシータイムス」の立ち上げに参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夜間飛行

137
加計問題で偽証を重ねる人々は病んでいるとしか思えない。前川氏の告発は貴重だが、自ら非があるとする天下り問題にはもう少し触れてほしかった。学生時代に弱小ラグビー部に属し賢治や仏教に傾倒。文部官僚として、自分を抑えつつ最善を尽くした骨のある人だとは思う。が、面従腹背とはこんなに大っぴらにいえる言葉か。何も前川氏に限らず苦汁を飲む思いでそうしている人は多いだろう。官を辞めたからといって軽々しく使っていい言葉とは思えなかった。現政権の傀儡は、NHK、内閣法制局、最高裁にまでいる…確かに面従腹背するしかないけれど。2020/06/18

ハイランド

76
加計問題で政府答弁と異なる発言をして、プライベートまで有る事無い事マスコミにリークされて、事務次官の職を追われた硬骨の官僚前川氏のポリシーや業績、今の政府や官僚に思うことを述べた一冊。仕事上のポリシーが「面従腹背」政治家の言うことに表面上従いながらも自分が正しいと信じることを実現させる、謂わば高等テクニック。しかし内閣に忖度しない氏は霞が関を追われ、唯々諾々と文書改竄を支持した官僚は出世する。ちなみに「面従腹背はやめる」と宣うた後任は内閣の覚え目出度く検察の黒川氏同様定年延長されたそうです。ちゃんちゃん。2020/04/15

AICHAN

41
図書館本。〝面従腹背〟で官僚人生を歩んできた前川氏。「官」と「政治」について語る。加計学園問題についての氏の主張する裏事情は真相に近いだろう。そんな安倍政権が今も存続しているこの日本はもう終わっている。マスコミは何をしているのか。この国のマスコミも終わっている。2020/07/30

matsu04

22
座右の銘が〝面従腹背〟とは、なるほどと言うべきなのであろうか(氏はこの後「面従腹背」なるタイトルの書を著しているようだ)…。それにしても加計学園問題は、氏の主張する裏事情(ほぼ真相に近いと思料される)等を知れば知るほど、こんなことがまかり通る日本とはいったい何なんだとつくづく思う。2018/07/28

人間

15
前川さんは、長いものに巻かれない人。いや、場合によっては仕方なく「面従腹背」だった。確かに真っ向から反抗してしまうと潰されて終わり。だから表面は従って、自分の手を出せるところで主張していく。熱くなるよりこのバランスが必要なんだなと思った。そしてこの本で教育制度の危うさを初めて認識した。予算を削られようとしていたこともあるし、教育によって国民をコントロールしようとする一文が、自民の改憲案には含まれている。国の役に立つかどうかより個人の自由を尊重する社会にしなくてはいけない。2018/10/06

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