出版社内容情報
近藤太一(こんどうたいち)は、真田幸村や徳川家康に憧れる生粋の戦国マニア。彼の夢は、戦国時代にタイムスリップして、その時代を満喫することであった。そんな彼は、ある日突然目の前に現れた怪しげな女の呪術により、念願の戦国時代へと転生する。しかし、その転生先は……悲劇のラストプリンス、豊臣秀頼であった! 時は関ヶ原の合戦のわずか1カ月前。まだ7歳の彼は、没落の運命にある豊臣家を復権させることができるのか!?第5回ネット小説大賞の注目作品が満を持してデビューします。
内容説明
近藤太一は、真田幸村や徳川家康に憧れる生粋の戦国マニア。彼の夢は、戦国時代にタイムスリップして、その時代を満喫することであった。そんな彼は、ある日突然、目の前に現れた怪しげな少女の呪術により、念願の戦国時代へと転生する。しかし、その転生先は…悲劇のラストプリンス、豊臣秀頼であった!時は「関ヶ原の戦い」のわずか一ヵ月前。まだ7歳の秀頼は、没落の運命にある豊臣家を立て直すことができるのか!?
著者等紹介
友理潤[ユリジュン]
2016年4月より執筆開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
eucalmelon
3
歴女ならぬ、歴男・・。なんのチートもない。秀吉の子ということ以外になんにもない。歴史の知識もかなり使用制限されている。ハンディが多すぎる気もする。家康もかな~~り強い。その逆境の中で、大事にすべきは人命、権利も領地も取り返せるが人の命は戻らない、これを教えた黒田如水、さすがだ。秀頼の天敵は淀君、いや甲斐殿か?子供なのはなかなかに不利。まあ、頑張れ秀頼。2019/02/01
菊地
2
歴史系ライトノベルは色々とあるけど、本作は「歴史if小説」と「ライトノベル」のバランスで言えばかなりライトノベル寄り。 全体的に「都合が良過ぎる」部分と「上手く歴史改変できない」部分に恣意的なものを感じてしまったし、史実的に気になる部分もあり、展開に説得力不足。 そもそも本巻は「未来へ希望を残すための敗戦の記録」なので爽快感がイマイチでしたね。2022/06/11
なつき
2
小説『太閤を継ぐ者 逆境からはじまる豊臣秀頼への転生ライフ』読了。おもしろかったです。豊臣秀頼のことは当然日本史的に存じ上げてたけども、こうやってスポットライトが当たるとこのようになるんだなあ、ふむふむ……といろいろと考えながら読んでいきました。歴史は考える余地があるなあ……。2018/11/21
ちいたけ
2
中身17歳ですけど~~。女が強いハナシ。(笑)2018/06/28
zaku0087
1
うーん、これは駄作というか怪作というか。助けてくれと転生を求めた少女の正体は放りっぱなし。次巻で解決するつもりか。としても、次巻は徳川九州遠征での反抗戦になる予定らしいが、そもそも根拠地が関東にある徳川が九州遠征は不可能でしょう。などツッコミどころ満載で終了してしまい、伏線ばら撒いたままおしまい。続きは完全な仮想戦記になるので、願望充足ものにしかならないだろう。なんか、読んだ時間返せと言いたい句なる読後感だった。続編はまだないようだ。2021/03/04