カフカと映画

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カフカと映画

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  • サイズ B6判/ページ数 214,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560082744
  • NDC分類 940.28
  • Cコード C0098

出版社内容情報

カフカの作品に応用された映画の手法。『城』と《吸血鬼ノスフェラトゥ》の共通点など、表現をめぐる刺激的な関係が明らかになる。

【著者紹介】
明治大学国際日本学部教授。ドイツ文学・文化史、映画学専攻。著書に『ナチ娯楽映画の世界』『映画都市ウィーンの光芒』 など。

内容説明

映画がなければカフカは生まれなかった。カフカは映画が好きだった。観た映画も日記や手紙からわかっている。映像表現から想を得た手法が彼の作品には随所に見られる。もしカフカが映画に「恋して」いなかったら。映画と文学を考える刺激的な一冊。

目次

序章 オープニング・クレジット
第1章 動くイメージの美学
第2章 映画のまなざしの練習―『観察』
第3章 交通と映画―『街道の子供たち』『失踪者』『審判』
第4章 追跡劇―『失踪者』
第5章 ドッペルゲンガー―『審判』
第6章 身振りの映画劇場―『兄弟殺し』
第7章 ステレオスコープ的視覚―『猟師グラッフス』
第8章 トランシルヴァニアの測量士―『城』
第9章 エンドクレジット

著者等紹介

アルト,ペーター=アンドレ[アルト,ペーターアンドレ] [Alt,Peter‐Andr´e]
1960年生まれ、ベルリン自由大学の教授(ドイツ文学)で、現在は学長職にある

瀬川裕司[セガワユウジ]
明治大学教授。専門はドイツ文化史・映画学。著書に『美の魔力―レーニ・リーフェンシュタールの真実』(パンドラ、芸術選奨新人賞)ほかがある。2003年ドイツ政府ジーボルト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tonex

2
カフカの作品を「映画」の観点から読み解くもの。著者によれば《カフカの作品では構造もテーマも映画が決定的な役割を果たしている》とのことだが、何でもかんでも無理やり映画にこじつけている感じがする。/巻末の訳者による〈カフカ映画〉に関する小論は良い。2016/01/04

メルセ・ひすい

2
 カフカは映画が好きだった。映像表現から想を得た手法が、彼の作品には随所に見られる。「城」と「吸血鬼ノスフェラトゥ」の共通点など、表現をめぐる刺激的な関係が明らかに。「カフカ的」とは? 映画ビジネス界では悪夢的、迷宮的の意が多い。奇妙、奇怪な事件が起こり迷走 夢想 時間空間の歪み・・何一つ確かなものが無い世界で主人公はもがき不安の淵から冥界へ沈んでゆく。さらに無実の罪的ミステリー アルチューや薬で周囲の雰囲気が生きもののように見える。…カフカの文学は映像化されるたびに驚くほど多くのものを喪失してしまうのだ2013/05/29

rinrin

0
【BOOK(2015)-001】!!!!!!!2015/01/02

takao

0
☆カフカは映画の黎明期。その作品は映画的。2018/10/03

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