出版社内容情報
横浜海軍航空隊の歴史を辿り、ゆかりの人びとへの取材と残された記録を読み解くことで、戦争体験、死者への慰霊のかたちを描き出す。横浜市金沢区の桜の名所・富岡総合公園の一帯が、かつて飛行艇を主力とした「横浜海軍航空隊(浜空)」の基地であり、桜の木が隊員たちの手によって植えられていたことを知る人は少ない。
横浜海軍航空隊の歴史を辿り、ゆかりの人びとへの取材と残された記録を読み解くことで、戦争体験、死者への慰霊のかたちを描き出す。戦争の時代と現在をつなぐ歴史ノンフィクション。
序章 桜の由来 / 第一章 飛行艇の海 / 第二章 横浜海軍航空隊誕生 / 第三章 ツラギの悲劇 / 第四章 ツラギを伝える / 第五章 浜空生き残り隊員の回想 / 第六章 飛行艇隊の戦い / 第七章 終戦前後 / 第八章 浜空ノスタルジア / 第九章 神社から慰霊碑へ / 第十章 生き残った特攻隊員の思い / エピローグ 大掃除と慰霊祭
大島幹雄[オオシマミキオ]
著・文・その他
内容説明
横浜市金沢区にある富岡総合公園は桜の名所でもあり、花見の季節には多くの人が訪れる。しかし、この公園の一帯がかつては飛行艇を主力とした横浜海軍航空隊(浜空)の基地であり、桜の木が隊員たちの手によって植えられていたことを知る人は少ない。この場所にはいかなる歴史が刻まれているのか。どのような人びとの人生が交差しているのか。ゆかりの人びとへの取材と残された記録を読み解き、戦争と平和へのさまざまな思いが明らかになる。戦争体験、死者ヘの慰霊のかたちを描き出し、戦争の時代と現在とをつなぐ歴史ノンフィクション。
目次
桜の由来
飛行艇の海
横浜海軍航空隊誕生
ツラギの悲劇
ツラギを伝える
浜空生き残り隊員の回想
飛行艇隊の戦い
終戦前後
浜空ノスタルジア
神社から慰霊碑へ
生き残った特攻隊員の思い
大掃除と慰霊祭
著者等紹介
大島幹雄[オオシマミキオ]
1953年宮城県生まれ。早稲田大学第一文学部露文科卒業。大学卒業後、サーカスプロモーターの仕事に携わるかたわら、執筆活動に取り組む。早稲田大学非常勤講師、石巻若宮丸漂流民の会事務局長などを務める。石巻学プロジェクト代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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