フロム100の言葉

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800258465
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0011

出版社内容情報

人から愛されるための「恋愛マニュアル本」とは一線を画す、人を愛するための技術を説いたエーリッヒ・フロムのベストセラー『愛するということ』。フロムは、同書で「愛される」ことより「愛する」ことの重要性を訴えました。本当の「愛」を知り、そこに一歩踏み出す勇気を老若男女に与えるフロムの愛にまつわる言葉を中心に、「生きるとは何か」「自由とは何か」といった、哲学的な問いに対するフロムの100の名言を、わかりやすい解説付きで紹介します。

内容説明

世界的に有名な「愛」の伝道師エーリッヒ・フロムが残した名言。私たちは本当の「愛」をまだ知らない。NHK「100分de名著」の講師が監修!

目次

第1章 私たちは「愛」について何も知らない(愛は簡単か?;愛は自然に覚えるもの? ほか)
第2章 愛は技術である(愛は技術である;愛の技術を学ばない理由 ほか)
第3章 僕たちは「自由」について何も知らない(自由がもたらすこと;個性化がもたらすこと ほか)
第4章 偽りの愛を手放し、真実の愛をつかむ(根底にある愛;兄弟愛の始まり ほか)
第5章 どう生きるか?(一人の人を本当に愛するとは;自尊心を砕かれたとき ほか)

著者等紹介

鈴木晶[スズキショウ]
1952年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院博士課程満期修了。現在、法政大学国際文化学部教授。専門は文学、精神分析学、舞踊学。心理学および精神分析学の見地から「こころ」を、舞踊やダンスの領域において「からだ」を考察し、両者の関係についての思索を深めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kayak-gohan

30
エーリッヒ・フロムの著作と出会ったのは大学一年生のとき。代表作「自由からの逃走」は、第一次大戦後、自由を獲得し民主主義共和国を打ち立てたドイツ国民だったが、しがらみや桎梏のない社会の孤独と不安に耐え切れず、せっかく手に入れた自由を放棄してファシズムに身を委ねてしまう精神構造を明らかにしている。もう一つの代表作「愛するということ」では、我々が通常「愛」と錯覚している観念を分析し、真に愛するとは技術を要し、自発性を伴うものであると喝破している。本書はこれら二作からを中心にセレクトされた100の言葉を紹介。2016/10/09

飯塚豊

1
大学生の頃にエーリッヒフロムの本を読んだ。その復習になった感じ。改めてハッとなるところはノートにまとめた。2016/09/25

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