出版社内容情報
早稲田大学の森川友義教授が不倫を科学的に学問として解明する「不倫学」の本。どうやら不倫(浮気)は世界共通の現象のようだ。第42代米国大統領のビル・クリントンだってホワイトハウスで不倫をし、エジプト人クレオパトラだって、中国人の楊貴妃だって不倫相手だったことがある。人は不倫欲求と、倫理観・法律的罰則・社会的制裁のおそれの狭間で悩んでいる。本書を読んでマジメに「不倫の世界」をのぞいてみましょう。
内容説明
人間は浮気する動物である。早稲田大学教授が「不倫」を徹底分析!「不倫は遺伝子」(生物学)、「男女とも等しく浮気性」(生物学)、「不倫相手は職場にいる」(社会学)など。
目次
第1章 わが国の不倫の実態に迫る―不倫の「社会学」
第2章 好きで結婚したのに、なぜ不倫に走るのか?―不倫の「結婚学」
第3章 不倫願望は遺伝子に組み込まれている―不倫の「生物学」
第4章 市場経済メカニズムから不倫の謎を解く―不倫の「マクロ経済学」
第5章 「不倫の値段」から不倫の謎を解く―不倫の「ミクロ経済学」
第6章 不倫しがちな人と、不倫しそうもない人を見分ける―不倫の「心理学」
第7章 不倫を撃退する方法―不倫の「政治学」
第8章 究極の不倫防止策は、幸せな結婚である―学問としての「不倫学」
巻末付録 2変量解析を用いて不倫の要因を検定する
著者等紹介
森川友義[モリカワトモノリ]
早稲田大学国際教養学部教授。政治学博士(Ph.D.)。1955年、群馬県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、ボストン大学政治学修士号、オレゴン大学政治学博士号取得。実務経験は国連開発計画、国際農業開発基金等の国連専門機関への勤務を含め多数。アイダホ州立ルイス・クラーク大学助教、オレゴン大学客員准教授を経て、現職に至る。海外生活は米国、イタリア、ウガンダ等約21年。専門分野は日本政治、恋愛学、進化政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はじめさん
miyatatsu
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