宝島社文庫<br> 通報者―警視庁「女性犯罪」捜査班警部補・原麻希

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宝島社文庫
通報者―警視庁「女性犯罪」捜査班警部補・原麻希

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  • サイズ 文庫判/ページ数 349p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800255099
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

警視庁管轄内にて、野原という税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。そのころ、「女性犯罪」捜査班の面々は高尾山近くのオーベルージュにて親睦の会食をしていた。そこへ、身代金を持った野原が犯人の指示でスーパーあずさへ乗り込んだという連絡が入り、「女性犯罪」捜査班の麻希と夢美は慌ててオーベルージュを飛び出すが、警察が介入していることがばれて取引は中止に。その後、多摩川流域にて女性と子どもの遺体が発見されるが、なぜか同じ多摩川流域で“第3の遺体”も発見され――。天才捜査官・原麻希が、犯人の“見えない”難事件に挑む、人気シリーズ第8弾。

内容説明

警視庁管内にて、税理士の妻子が誘拐されたとの一報が入る。身代金取引現場の近くに偶然居合わせた「女性犯罪」捜査班の原麻希が捜査に加わるが、警察が介入していることがばれて取引は中止に。その後、多摩川流域にて女性と子供の遺体が発見される。そして同じ多摩川流域で“第3の遺体”も見つかり―。天才捜査官・原麻希が、犯人の“見えない”難事件に挑む、人気シリーズ最新作!

著者等紹介

吉川英梨[ヨシカワエリ]
『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yunemo

69
追う側も追われる側も、登場人物それぞれのキャラクターが生きてます。過去の事件から辿ると、ハラマキの成長ぶりと性格から来る事件解決への執念が、存分に感じ取れます。スピーディーな展開で、惹き込まれるのは事実なのですが、事件そのものは、何だかな、こんな結末としていいの、との想いもあり。表題の意味を結末になって理解。ひと口に通報といっても、通報に至る経緯、その際の心持ち、妙な感覚に囚われます。ゆがんだ正義、この意味するところ、今の社会そのものかもしれません。広田氏を絡ませる本作、なら、原氏と家族の様子も窺いたい。2016/06/12

ナミのママ

67
ハラマキシリーズ8作目。前半と後半に分かれた今作。相変わらず個性豊かな登場人物。…税理士の妻子が誘拐されるが女性捜査班の失態により取引は中止となる。後日、多摩川にて発見される母子の遺体。その近くには別の遺体も。いくつかの事件が並行して進む中、いつものメンバーが加わり …というストーリー。このあたりは現実的ではないものの、もうそんなのいいやと、今回も楽しく読了です。吉川作品特有の男女の絡みを面白いと思うか、しつこいと思うか。このあたりは好き好きでしょうか。2020/04/30

えりこんぐ

59
女性犯罪捜査班3冊目。母子誘拐と殺人事件が絡み合っていく。前回から登場の、残念なイケメン鍋島くんが面白すぎて😂 突拍子も無い言動で周囲は大迷惑、、でもその不思議な発言でハラマキが閃くという...まるで古畑任三郎と今泉刑事みたいになっていた。次回からの活躍も楽しみです♪【積読89】2020/10/13

あっちゃん

56
いろいろな事件が次から次へと、というタイプの内容は飽きないしテンポも良いので読みやすいけどちょっと混乱もする(笑)でもアパートの階下に住むカップルが地味に笑える( ̄ー ̄)2025/02/25

JILLmama

50
原麻希シリーズ。 今回も最後の最後まで結末が読めなかった。子供が犠牲になる事件は読んでいて辛い。。。2018/06/02

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