出版社内容情報
恋愛がうまくいかない人、愛されない人は、いったい何が原因なのか? あなたのなかに潜むナルシシズムと依存心をわかりやすく解説。
【著者紹介】
早稲田大学名誉教授
内容説明
恋愛ではその人の長所も短所もすべて表れてしまう。弱点を隠そうと無理してがんばっても、自分のコンプレックスを隠しきれるものではない。失恋すると、どうしても相手を責めてしまう。なぜこうなったのか、冷静に考えられることは少ないものだ。自分を省みず、本当の原因を認めないから、悩みや苦しみはいつまで経っても解決しない。恋愛を重ねてもいつもうまくいかない理由はここにある。愛する能力があれば人はなんとか生きていける―心理学者として長年活躍を続ける著者が人生を振り返り、もっとも大切だと痛感した愛について、冷静かつ情熱的に語った一冊。
目次
第1章 なぜいつも恋愛がうまくいかないのか(彼が本当に求めていたのは、女性ではなく母親役;マザコンの男性は、どうあがいても幸せになれない ほか)
第2章 無条件の愛を求めるから歯車が合わない(いつも自分だけを褒めていてもらいたい;不機嫌がすぐに直らない理由と、彼らの「正義」 ほか)
第3章 劣等感と愛情をはき違える人たち(お互いの劣等感がきっかけで付き合うことがある;執着のすさまじさを愛の強さと錯覚する ほか)
第4章 人は傷つきながら成長していく(無理をしているうちは本物ではない;相手が求めるものを考えるのが愛 ほか)
第5章 苦しんでこそ、ようやく愛する力をもてる(自分をしっかりもたなければ、人を愛することはできない;同情を得て心の安定をはかろうとする人たち ほか)
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学准研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問、ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」レギュラーパーソナリティー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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