内容説明
一生に一度は見たい、巨樹の国が誇る100体。
目次
神宿る巨樹12選
北海道・東北地方
関東地方
甲信越地方
東海・北陸地方
近畿地方
中国地方
四国地方
九州・沖縄地方
著者等紹介
高橋弘[タカハシヒロシ]
1960年、山形県生まれ、北海道育ち。1988年、会津で出会った巨木をきっかけに巨樹巡礼を始め、今まで訪ね歩いた全国の巨樹・巨木は3200本以上にのぼる、巨樹・巨木のスペシャリスト。巨樹写真家として個展も多数開催。現在、日本で唯一の巨樹情報センターである奥多摩町日原森林館の解説員・調査員と、環境省の巨樹データベースの管理者を兼務。「東京巨樹の会」主宰、「全国巨樹・巨木林の会」会員、「日本火山学会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
111
日本の巨樹の写真集。ここで紹介されている樹は美しいものではない。ねじ曲がっていたり、ごつごつしていたりする。それでも、どの樹の写真も圧倒的な迫力で見る人の心に迫ってくる。樹齢2000年の樹もあった。樹も生き物であり、何百年、何千年と生きているとさまざま困難や命の危険にさらされたこともあったのだろう。それらを克服して生きてきた命の重みが見る人を感動させるのだと思う。著者によると巨大な樹を見た後は、元気になる人もいるそうだ。巨大な樹が持っている生命力をいつか感じ取ってみたい。2014/12/05
ちゃちゃ
11
日本には大きな木がたくさんあるんだな。街路樹や,お庭の木は,無残に彼方此方切り取られていたりするから,たとえ見かけは美しくなくても,どっしりと立っている姿には嬉しくなってしまいます。何百年もそこにずっと立っていたなんて凄いなあ。それはもう,神様の域ですよね。写真では今ひとつ大きさが実感できないので,木々に会いに行きたいなあと思いました。2015/01/26
アリ子
9
魂が震えた。実物を見てみたい思いに駆られた。2019/08/01
yoshi
3
巨樹に魅かれるのは、その大きさ、樹齢、癒し、強さ、優しさ、包容力、生物を育む力などなどが、人間のそれをはるかに超えていて、そういう面に畏怖すら覚えるからではないだろうか。2014/10/25
ぶらり
2
巨樹を巡る旅、いつか行きたい2015/02/08