感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
60
外つ国の黒の子は、おかあさんの一部を身体としてもらい、ひとつの使命を授かり生まれてくる。外つ国、内つ国の謎が少しずつ見えてはまた新たな謎が。「君を悲しみから守ってやりたいんだ」と、母のようにシーヴァを愛し、大切にするせんせの戸惑いながらの愛がとても可愛い。呪いの因縁を終わらせる為、内つ国の民はシーヴァ奪還へとより強行に動き出す中、守るための移動を始めるせんせたち。新展開の先が待ち遠しい!!2018/08/29
うめ
23
人を喜ばせ、楽しませることをテーマとしたエンターテイメントでもなく、社会性溢れたストーリーで強烈な問いかけを行うでもなく、ただひたひたと、作り手の心の中をさらけ出すような物語が、連載され、出版され、人の手許に広く届く時代のすばらしさを思う。2018/10/19
しましまこ
18
読んでも読んでも先が見えないよ。2018/04/11
ako
11
呪われた者の行く末、シーヴァが狙われる理由など少しはわかったもののまだまだ謎は謎のまま。おばさんの知り合いの家へ向かう2人。2018/05/21
とちこ
8
シーヴァも特別みたいだしせんせも特別みたいです。前巻で「記憶も性格もそのままじゃん」的な事書いたけど、早速それどころではない展開に。おばさん切ない。シーヴァとせんせの喧嘩が可愛い。どちらの気持ちもわかるしどちらも本気をぶつけてるんだけど。絵とか動きとかセリフとかで、相変わらず淡々としてる。好きだけど。せんせの人間性?が良い。子供相手に適度に受け止め適度に受け流し、たくさん考えてあげて。若干朴念仁だけど、その辺含めて穏やかな雰囲気が良い。2019/06/13