出版社内容情報
関ヶ原の戦い、始まる――。徳川家康は、豊臣家の力を削ぐために、秀吉恩顧の大名らの分断を煽った。石田三成ら文治派と加藤清正ら武断派の衝突は、やがて天下を二分する争いへと拡大していった。その頃、甚助は九州肥後にいた。薩摩の島津家が睨みを利かせ、清正はじめ黒田如水、立花宗茂ら猛将智将がしのぎを削る九州で、甚助は新免無二斎の息子、野生児さながらの乱暴者に育った十六歳の武蔵と出会う。江戸開府前夜、新たな運命が動き出すシリーズ第四弾。文庫書き下ろし
内容説明
秀吉亡き今、徳川家康と石田三成の対立が先鋭化しつつあった。天下を二分する戦雲が湧き起こる頃、甚助は九州肥後にいた。薩摩の島津家が睨みを利かせ、加藤清正、黒田如水、立花宗茂ら猛将智将がしのぎを削る九州で、甚助は新免無二斎の息子、野生児さながらの乱暴者に育った十六歳の武蔵と出会う。
著者等紹介
岩室忍[イワムロシノブ]
『信長の軍師』(2017年)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Abercrombie
2
秀吉の死から関ヶ原の戦いを経て徳川の世へ。これまで通りの古臭い歴史観満載のつまらない記述だがもう諦めた。武蔵ようやく登場。主人公の意見などまったく聞き入れない野獣として描かれるが、これまた斬新な表現とは言えまい。2023/03/07
須那 雄太郎
1
津山市立図書館2025/08/31
チャオ
1
変則だが、これで全巻終了。宮本武蔵をここまで悪し様にいうのは初めて。なんか根拠があるのかなあ?2025/01/20
こたろう
1
このあと、武蔵がどう絡んでくるのでしょうか?対決はあるのでしょうか?期待したい。2024/05/02
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- 和書
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